前回はゼロスピンドル“U”ことVAIO type U<ゼロスピンドル>モデルとBluetooth GPS「VGP-BGU1」で電子海図ナビゲーションを行うための試行錯誤を紹介した。あの記事は「小豆島岡崎造船から紀伊勝浦港」までの第1レグが終わった時点で書いていたが、回航そのものはすでに「紀伊勝浦港から遠州灘を経て西伊豆は安良里港」の第2レグまで無事終了している。あわせて290海里49時間に渡る航海で常時電子海図ナビゲーションを運用(とくに第2レグはゼロスピンドル“U”をメインで)して判明したことをいくつか捕捉しておきたい。 まず、画面が4.7インチワイドと小さいゼロスピンドル“U”で電子海図ナビゲーションソフト(今回の航海ではピーシースタジオ・アルファの「アルファマップ2 プロ」を使っている)のシンボルやテキストが実用的な大きさで表示されのか?は私も実際に使うまで最も気になるところであった
ゼロスピンドル“U”とアルファマップで鳴門の渦を航海する:勝手に連載!「海で使うIT」(1/3 ページ) HDDを搭載せず、その代わりに16Gバイトのフラッシュメモリをメインのデータストレージとして使うVAIO type U <ゼロスピンドル>モデルの特徴として「対衝撃性能が向上した」ことがあげられる、と先日掲載したレビュー記事を書いていて、私は「おお、これってITmedia私物化企画“勝手に連載”的にすごくないですかっ」とひとりほくそえんだのであった。 勝手に連載、ということで当然のことながら「船で使えますね」という意味になるのだが、そうはいってもTOUGHBOOKのように「象のような私が踏んでも壊れない」という方向性ではない。HDDを搭載しないことで、船が波をまともに喰らったときにうける“ズッシン”という衝撃にも「HDDクラッシュ!!」と不安がることがなくなる、という理由からだ。 うま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く