電気自動車(EV)の普及が一向に進まない日本で、広島県のスタートアップ企業が開発した1人乗りの超小型EVが受注を伸ばしている。環境意識の高まりや高齢化などで移動手段のあり方が激変する中、開発者は日常の足として広く受け入れられる国民車に育てたいと意気込んでいる。 KGモーターズ(広島県東広島市)が開発したEV「mibot(ミボット)」は全長約2.5メートルで全幅約1.1メートル、重量は430キロと小ぶりながら家庭用コンセントで約5時間で充電が完了、100キロメートル走行できる。税込み価格は110万円となっている。