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2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。 今回は、大規模言語モデル(LLM)を活用して日本の国会議員のこれまでの発言を分析して政治的立場をまとめた研究「KOKKAI DOC: An LLM-driven framework for scaling parliamentary representatives」を取り上げます。 トロント大学に所属する研究者らが発表したこの研究では、議員の国会での発言から政治的立場を数値化し、視覚的に表現することで、有権者が選挙時に情報に基づいた判断をしやすくすることを目指しています。
Google NotebookLMには、PDF、テキスト、YouTubeなどを読み込んで、その内容についてリアルな対話ポッドキャスト解説を生成する機能があります。 2024年9月11日にローンチした時点では英語でしか使えなかったのですが、4月30日、ついに日本語対応しました。 早速試しました。 ネタ元にしたのは、一緒にポッドキャストをやっている散財小説ドリキンの最新YouTubeエピソード。 このURLをNotebookLMにソースとして入力すると、概要が表示され、その内容についてチャット形式で質問できるようになります。すると、右上に「音声概要」という表示がされます。そこで生成ボタンを押すと、男女二人のポッドキャスト的会話形式で、音声による解説が生成されるのです。特定の方向性を指定するなどのカスタマイズも可能。 今回は、カスタマイズ無指定で生成しましたが、6分24秒の音声が、5分ほどで出来
ここ最近、生成AIに要約などのURLを指定した参照処理ができない事が増えたので、それについての雑記です。 (雑記なので、専門的な調査や論考ではありません。もし、間違ってるところがあったら指摘は歓迎です。修正しますので優しく教えてください。) なお、本記事は心を込めて物理キーボードを叩いて書いた人間の手作りです(一部データ集計などAIに手伝ってもらってるはいるけど)ので、どうぞ安心して最後までお読みください。AIに書いてもらえなかったオチがあります。 下の画像は ChatGPT に NHKのニュースにアクセスしてもらおうとして「robots.txtで禁止されている」という理由で断られてるところ。生成AI系から記事へのアクセスができなくなっている。 どうも最近は robots.txtで生成AIからのアクセスをブロックしてるメディアが増えているみたい。 robots.txtはクローラー(ロボット
なぜCursorを使うと執筆が捗るのか? それはAIファーストな環境では、自律的に情報を探索してくれるからだ。 執筆のパラダイムシフトは既に始まっている。 文章執筆でAIエディタを活用するには 最近、CursorなどのAIエディタによる文章執筆が注目を集めているが、「実際にどう使えば執筆が捗るのか」というイメージが湧かない人も多いだろう。いくら便利だと言われても、具体的な活用法が見えなければ結局は普通のエディタとの違いが分からない。ではどうしたら執筆に活用できるのか。 俺自身はこの2年間、AIを文章執筆に活かす方法を模索してきた。そしてようやく3つの要素が揃ったことで執筆環境が一変したと確信した。 EvernoteからObsidianに移行し、すべての情報をMarkdown形式で一元管理 音声入力でアイデアを一気に吐き出し、AIに修正・整理させる手法 Cursorの登場により、Markdo
最近毎朝1時間ほど、生成AIのClaudeと対話している。これが予想以上に唸るものがあり、いまや朝のルーティンになっている。最近考えたことを伝えてみると、いい感じの回答が出てきて、そこからさらに細かいやりとりへと続く。 誰かと話し機会があると、朝のこのClaudeとの対話について話すことが多い。人とA I、今はどちらが欠かせない話し相手だかわからないほどだ。 そんな中、先日もこのClaudeとの会話について、「問い読」の共同創業者である井上慎平さんと話していた。彼は最近『弱さ考』という本を出版したばかりだ。井上さんは自分の著書を生成A Iに要約してもらったそうだが、それが驚くほど的を射ていたという。自分で書いたものなので、要約を評価しやすい立場でいる彼が、お墨付きを与えるほどその要約はよくできていたそうだ。僕も自分で編集した本を読み込ませてみた。その要約は、全くケチをつけるところがない。
中小企業のための 「生成AI」活用入門ガイド ※本ガイドは、中小企業・小規模事業者を対象に、ChatGPTをはじめとする生成AIの活用に関する基本的な事項をまとめ たものです。生成AIサービスの利用にあたっては、最新の法令・各サービスの利用規約・ポリシー等をよくご確認くだ さい。東京商工会議所は、利用者が本ガイドの情報を用いて行う一切の行為について、いかなる責任も負いません。 【目次】 Part1 「生成AIとは?」基本概念と機能(②~⑫ページ) Part2 「どうやって使うの?」経営課題・業務課題別 活用ガイド(⑬~㊲ページ) (「中小企業の活用事例」(㉟~㊲ページ)) Part3 「実際に使ってみよう!」ChatGPT使用方法(㊳~㊸ページ) Part4 生成AIの活用にあたって注意すべきこと(㊹~㊻ページ) 2023年7月28日 第1版 作成 2025年1月7日 第6版 作成 近年、
はじめに最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。 しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。 ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。 もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユ
ウェブ漫画サイト「まんが王国」で配信中の、画像生成AIを使った漫画『児童福祉司 一貫田逸子 リメイク版』がSNS(X)を中心に話題になりました。発行元はビーグリー。オリジナル版の作者らに許諾を得た上、生成AIを利用してフルカラーに作成しなおしたものと考えられます。月間女性ランキング2位に入るほど好評のようです。 絶版漫画をAIで「リメイク」 ビーグリーは「まんが王国」を運営しつつ、配信する新作タイトルとして、「名作リメイクプロジェクト」として、旧作タイトルの画像生成AIを使ったリメイク展開を始めています。現在のところ4作品が展開されており、『児童福祉司』もそのプロジェクトの一貫で展開されています。 男性向け漫画では松山えいじさんの恋愛コメディー漫画『エイケン』のAIリメイク版を手がけています。スマートフォンやウェブトゥーンの世界では、新しい読者へのアピール方法として、生成AIを使って過去作
anond:20240718203834 AIの登場によって絵師がその仕事を諦めざるをえなくなるとしたら、 「AIが創作に役立つ」っていう建前は嘘ってことになるし、「AIを使ってより稼げる」も嘘ってことだし。 結局、AIには純粋に創作市場そのものを縮めていく効果があるってことになると思うんだけど。 こういう発想が出てくる事自体おこがましいことなんだってことに気付いて欲しい 反AIが嫌われるのは「テクノロジーの発達によって属人的な技術が普遍化するのは喜ばしいことだ」っていう人類全体の進歩の大原則に歯向かっているからなんだよ テクノロジーの発達によって職人的な仕事がなくなっていくってのは当たり前のことだし、それ自体は非常に良いことなんだってことをまずはわかってくれ 例えば、昔は漫画のイラストを描くには専用の画材が必要だった 画材の専門店なんてのが主要駅の近くには必ずあって今で言う絵師に相当する
PaintsUndoを作成したのは米スタンフォード大学に在籍する研究者のルーミン・チャンさんで、GitHub上でこのプログラムも公開している。チャンさんは「lllyasviel」のハンドルネームで活動しており、自由なポーズをとったキャラクターのAIイラストを生成できる技術「ControlNet」の開発者としても知られている。 チャンさんは「このプロジェクトは、人間の描画行動の基本モデルを開発することを目的としている」と説明。「これにより、将来のAIが人間のアーティストの真のニーズにより良く応えることが可能になる」と続けている。 「ユーザーは、このツールを使用して自由にコンテンツを作成できるが、現地の法律を順守し、責任を持って使用することが求められる。ユーザーは、このツールを使用して虚偽の情報を生成したり、対立をあおったりしてはならない。開発者は、ユーザーによる誤用について一切の責任を負わな
絵がド下手でもAIが上手に描いてくれる神サービス『AIキャンバス』スタート! リアルタイム画像生成Akuma.ai リアルタイム画像生成で知られている『Akuma.ai』が、あまりにも未来的かつ革命的なサービスをスタートして注目を集めている。それは『AIキャンバス』で、たとえ絵が下手な人が絵を描いても、AIが上手に描いてくれる(描き直してくれる!?)のである! 良い感じに仕上がった! これまさに革命的なサービス『AIキャンバス』 文字である程度の状況の説明を記入しつつ、画面上のキャンバスに絵を描くと、それを上手に描いてくれるのである。筆者も実際に試してみたが、まだまだ慣れていないものの、なんとなく良い感じに仕上がった! これまさに革命的なサービスである。 【正式リリース】リアルタイムで画像生成ができる「AIキャンバス」。本日より誰でも無料で使えます pic.twitter.com/JyEG
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 追記(2024年6月4日) この記事は、2023年9月時点の情報です。 当時と比較すると、ここ最近はLLMを取り巻く状況が大きく変化しました。 GPT-4oの登場によってより人間に近いチャットが出来るようになったり、Geminiに新しいモデルが追加されてGPT-4に負けず劣らずの精度が出せるようになったり、その陰でClaude3が着実に成長していたり。 LLMの競争は2023年よりも激しくなり、各社モデルの成長スピードも上がっていると感じています。 サブスクリプションプランを契約することによるメリットが、執筆当時よりも大きくなっています
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