インドで報告されている新型コロナウイルスの変異ウイルスについて、東京都の「健康安全研究センター」が分析した結果、これまでに5人の検体から検出されたことがわかりました。このうち4人は渡航歴がなく、渡航歴がある人の濃厚接触者でもないということです。 都の健康安全研究センターは4月1日以降にセンターで受け付けた検体のうち、検査可能な量が残っているものを抽出し、インドで報告されている変異ウイルスかどうかを分析しました。 その結果、5人の検体から検出されたということです。 このうち4人の検体からは「L452R」と「E484Q」という2つの変異を併せ持っていることが確認されましたが、残る1人の検体からは「L452R」の変異があるものの「E484」に変異はないと確認されたということです。 5人のうち1人は海外への渡航歴がありますが、残りの4人は渡航歴がなく、渡航歴がある人の濃厚接触者でもないということで
加藤官房長官は午後の記者会見で、中国に入国した日本人から肛門によるPCR検査を受け心理的な苦痛が大きいといった意見が寄せられたとして、中国外務省などに対し日本人へのこうした検査を免除するよう申し入れたことを明らかにしました。 この中で加藤官房長官は「中国では集団隔離の対象者や一部の入国者に対し、肛門によるPCR検査が実施されていると承知している。在中国日本大使館に一部の日本人から、中国渡航後の検査で肛門によるPCR検査を受けたとの情報とともに心理的苦痛が大きいなどの意見が寄せられている」と述べました。 そのうえで「肛門によるPCR検査を日本人に対して免除するよう大使館から中国外務省や北京市関係当局に申し入れを実施したところだ。現時点で検査方法を変更するとの回答を得られておらず、引き続き働きかけをしている」と述べました。 一方、加藤官房長官は「現時点で何人の日本人がこうした検査を受けているか
新型コロナウイルスのワクチン接種が、2月中旬から日本でも始まる見込みだ。日本で一般的なインフルエンザなどのワクチンとは開発手法や接種の仕方など異なる点が多く、不安に思う人もいるだろう。米ワシントンの病院に勤務し、一足早く昨年12月と今年1月に米製薬大手ファイザー製のワクチンを接種された安川康介医師(38)に、体験談を聞いた。【聞き手・小川祐希】 ワクチン接種を決めた理由は? ――ワクチンの接種を決めた理由を教えてください。 昨年3月からほぼ毎日、新型コロナ患者を診てきて、自分が重症化してしまうのではないか、自分を介して同僚や家族、患者にうつしてしまわないかなどという、強い緊張感が常にありました。昨年12月に公表されたワクチンの臨床試験の結果から、とても効果が高いことが分かり、接種を受けたいと思いました。 ――感染への不安は強かったのですか。 感染が広がり始めた初期には、不安がありました。私
今年1月に15カ国を対象に実施した調査によると、新型コロナウイルスワクチンの接種意欲が世界全体で高まっており、半数以上の人が「来週の接種を提案されれば接種する」と答えた。写真はワクチン接種を受ける医療従事者、ベルギーで3日撮影(2021年 ロイター/Yves Herman) 今年1月に15カ国を対象に実施した調査によると、新型コロナウイルスワクチンの接種意欲が世界全体で高まっており、半数以上の人が「来週の接種を提案されれば接種する」と答えた。 ただ、接種意欲やワクチンへの信頼度は国によってまちまち。フランスでは不信感を示す人が多く、日本など一部のアジア諸国では信頼度が昨年11月の調査から低下した。 調査はユーガブとインペリアル・カレッジ・ロンドンのグローバル・ヘルス・イノベーション研究所(IGHI)が15カ国1万3500人を対象に1月に実施した。 全体では、ワクチンを「強く信頼する」「ある
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