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新興国の人口増加などで世界的に市場の拡大が見込まれる水に関連するビジネスを強化するため、大手商社の「丸紅」は、産業革新機構と共同で、ポルトガルの水道事業会社を買収する方針を固めました。 関係者によりますと、大手商社の「丸紅」は、官民ファンドの産業革新機構と共同で、ポルトガルの水道事業会社「ＡＧＳ」を買収する方針を固めました。 買収金額は１００億円規模に上るとみられ、丸紅と産業革新機構がそれぞれ５０％を出資する方向です。 ＡＧＳはポルトガルの１８の都市で上下水道事業を展開し、民間業者としてはポルトガル最大手で、ブラジルでも水道事業を展開しています。 丸紅はこれまで、チリや中国など５か国で上下水道や水処理など水関連のビジネスに参入していて、今回の買収によってヨーロッパでも本格的に水ビジネスを展開することになります。 水ビジネスは、人口増加や経済発展などに伴い飲料水や工業用水の需要が伸びている新
１８日の大雨で、山形県西川町にあるダムの水が濁っているため、流域にある天童市など５つの市と町のおよそ２万９０００世帯では生活用水が供給されず、断水する被害が出ています。 １８日の大雨で、山形県西川町にある寒河江ダムの水は濁った状態が続き、１９日午後２時現在、このダムを水源としている流域の村山市、寒河江市、天童市、河北町、大江町の５つの自治体の合わせておよそ２万９０００世帯で断水しています。 このうち天童市では、およそ５０００世帯で午前１１時から断水していて、市役所では職員が住民からの問い合わせに追われていました。 天童市内の２か所には市の給水車が用意され、住民たちが専用の袋に入れられた生活用水を受け取っていました。 水を求めて訪れた２０代の女性は「こんなことは初めてです。きのうと違って、きょうは暑いので、飲料水を確保するために来ました。早く復旧してほしいです」と話していました。 天童市では
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