ローソンはフル参戦1年目にして、セルジオ・ペレスの後任としてレッドブルの期待を背負っていたが、開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPでは不振を極めた。スプリントも含めた計3度の予選ではいずれもQ1突破すらできず。ポイントもまだ獲得できていなかった。 対照的に角田はオーストラリアGPでの予選5番手をはじめ、Q3進出を続けている。チームの戦略ミスもありレースでは思うようにポイントを稼げていないが、レースペースも安定している。 F1中国GP後から、レッドブルがローソンの代わりに角田の起用を検討しているのではないかと報じられるようになったが、角田の母国レースである日本GPを前に、それが現実のものとなった。 レッドブルの今季用マシンであるRB21はドライブしにくく、一方でレーシングブルズのVCARB02はドライブしやすいマシンだという評価もあるが、レッドブルはこの冬に決めた決断を残酷なほど早く翻し