大リーグで大きな功績を残した選手や関係者を顕彰するアメリカ野球殿堂にマリナーズでシーズン262安打の大リーグ記録を打ち立てるなど19年にわたって活躍したイチローさんが、ことし日本選手として初めて選出されました。 27日には野球発祥の地とされるクーパーズタウンで表彰式典が行われ、イチローさんをはじめことし殿堂入りを果たした通算251勝のCC・サバシアさん、通算422セーブをあげたビリー・ワグナーさんが出席しました。 式典では受賞者それぞれにスピーチの時間が設けられ、最後にステージに立ったイチローさんは、まず殿堂入りを記念した指輪を受け取りました。 そして、「緊張する」と話していた英語でのスピーチに臨み、「プロ野球に入ったとき、大リーグに来たときに加えて、いま再びルーキーになったのだと感じています。この偉大なチームに温かく迎えていただきありがとうございます。もう51歳なので、厳しい扱いは控えて
石破総理、続投の意向です。 石破首相は今回の参院選の情勢を踏まえて、周辺と今後について協議をし、日米関税交渉が正念場を迎えていること等を考慮して、現時点では辞任せず、総理大臣を続投する方針を確認したことが分かりました。 最終的には確定した議席数を踏まえて判断するとみられます。 FNNの議席予測では、自民党の議席数は32議席に留まり、公明との8議席と合わせた与党の獲得議席は40議席に留まる見通しです。
アメリカでトランプ政権の移民政策が議論になる中、このほど公開された映画「スーパーマン」の最新作の監督が「スーパーマンは移民だ」と説明したことが保守的なコメンテーターなどから反発を招き、論争の的になっています。 「スーパーマン」は別の星から地球に逃れ、アメリカ人の夫妻に育てられたヒーローが超人的な能力で活躍するストーリーで、映画の最新作がアメリカや日本などで今月11日、公開されました。 最新作について、ジェームズ・ガン監督はイギリスの「タイムズ」紙の今月4日の記事の中で「スーパーマンはアメリカの物語だ。ほかの場所から来てその国で暮らす移民だ」と説明しました。 これに対してトランプ大統領の支持者や保守的なコメンテーターなどからは「イデオロギーを押しつけるものだ」などと反発する意見が相次いでいます。 このうち保守系ウェブメディアの創設者は「スーパーマンはすべてのアメリカ人のものだ。映画は政治的な
収穫の最盛期を迎えたアメリカ・ロサンゼルス北方の広大な農地。しかし、人手不足で収穫が追いつかず、野菜や果物が手つかずのまま畑に放置され、腐り始めています。 農場の人手不足の理由は、トランプ政権による不法移民の取り締まりの強化です。 農家 グレッグ・テッシュさん 「『ICE(移民・税関捜査局)』という言葉を聞いたら、誰も安全だとは思いません。たとえ許可がある人でもです」 先月、ICE(移民・税関捜査局)による不法移民の取り締まりが行われたことで、多くの労働者が摘発を恐れて農場に来なくなったといいます。 農場の労働者 「朝起きる時、恐怖とともに目覚めます。家を出たら、もう二度と戻れないかもしれません」 トランプ大統領は3日の会見で、雇用主の農場が身元を保証すれば、移民労働者の滞在を認めると発言しています。 「農場から労働者全員を奪うようなことはしたくないです」 (「グッド!モーニング」2025
(CNN) 6月半ば、クルーズ船「ビラ・ビ・オデッセイ」の船内に足を踏み入れたシャロン・レーンさんは、喜びと安堵(あんど)の気持ちで胸がいっぱいになった。 「長年の夢がついに叶(かな)った」とCNN Travelに語った。 これは短期のクルーズ旅行ではない。米カリフォルニア出身で77歳のレーンさんは、今後15年間この船で世界の海を巡り、日本からニュージーランドまでさまざまな場所に立ち寄る予定だ。 ビラ・ビ・オデッセイは「居住型」のクルーズ船で、乗客は原則として短期間の旅行目的では乗船しない。キャビン(客室)は販売され、その契約期間は少なくともオデッセイの推定耐用年数である15年間。船は30年前に建造され、最近改修が完了した。 居住型クルーズ船は、クルーズ船業界にとってまだ新しい分野だ。 海上での暮らし 米クルーズ新興企業のビラ・ビ・レジデンシズが運営するオデッセイは、昨年9月末に出航した。
イランの国営テレビは日本時間の24日午前1時半すぎ、イランが中東カタールのアメリカ軍基地に対し、軍事作戦を開始したと伝えました。 カタールの首都ドーハ近郊にある、アメリカ軍にとって最大規模のウデイド空軍基地が標的になったとみられ、イランの国営メディアは「6発のミサイルがカタールのアメリカ軍基地に命中した」と伝えました。 イラン軍は国営メディアを通じて声明を発表し、「アメリカによる、イランの核施設への露骨な軍事的な侵略と国際法の明確な違反を受け、カタールにある空軍基地を、破壊的で強力なミサイル攻撃の標的とした」として、アメリカへの報復だと明らかにしました。 アメリカ国防総省の当局者は取材に対し、ウデイド空軍基地への攻撃について「イランから発射された、短距離および中距離弾道ミサイルの攻撃を受けたことを確認した。現時点ではアメリカ人の犠牲者の報告は入っていない」としています。 また、カタールの外
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が電話で会談しました。両首脳はイランの核開発問題は武力では解決できないと強調して、軍事介入の可能性を否定しないアメリカのトランプ政権をけん制しました。 プーチン大統領と習近平国家主席は19日、電話会談を行い、主に緊張が高まる中東情勢について意見を交わしました。 ロシア大統領府のウシャコフ補佐官によりますと両首脳は、「イスラエルの行動は国連憲章に違反している」として強く非難したということです。 そして、「イランの核開発計画に関する問題は武力では解決できない」との認識で一致し、両首脳は軍事介入の可能性を否定しないトランプ政権をけん制しました。 また、中国外務省によりますと、習主席も「国際社会、特に当事者に対して特別な影響力を持つ大国は情勢の鎮静化に向けて努力すべきであり、その逆を行うべきではない」と述べ、アメリカに自制を促しました。 ロシア側の発表で
トイレットペーパー供給が危機に直面-トランプ関税で物流混乱の恐れ Dayanne Sousa、Beatriz Reis 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに、世界中がトイレットペーパーの供給障害を経験したのはそれほど昔のことではない。だが今、トランプ米大統領の関税政策により再び混乱が生じる恐れが出ている。 そう指摘するのは、ブラジルの製紙大手スザノだ。同社は、トイレットペーパーを含む紙製品の原料であるパルプの世界最大の輸出業者。ジョアン・アルベルト・デ・アブレウ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、輸出関税によりブラジルから米国へのパルプの出荷が落ち込んでいると説明。同社は現在、関税のコストを米国の買い手に転嫁していると付け加えた。 関税が紙のサプライチェーンにどの程度深刻な影響を与えるかについて判断を下すのは時期尚早だが、パルプへの影響は、貿易摩擦が生活必需品
アメリカのIT大手、マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏は、アメリカ政府などが対外援助を減らしているとして、みずから設立した財団を通じて2045年までに2000億ドル以上、日本円でおよそ29兆円以上を投じて貧困対策などを進める計画を明らかにしました。 この計画は、ビル・ゲイツ氏が設立した財団が8日、声明を発表して明らかにしました。 計画では、財団が活動を終了する20年後の2045年末までに2000億ドル以上、日本円でおよそ29兆円以上を投じて、栄養不足などで命を落とす母子をなくすこと、感染症の予防、それに貧困対策を進めるとしています。 支援の規模は財団がこれまでの25年で投じてきた1000億ドル以上のおよそ2倍にあたり、ゲイツ氏のほぼすべての財産が含まれるということです。 声明では「アメリカ、イギリス、フランスをはじめ、世界中の国々が巨額の援助予算を削減しており、どんな慈善団体も埋め合わ
(CNN) トランプ米大統領がペルシャ湾をアラビア湾と呼称する計画を進めていることが分かった。協議に詳しい政権当局者2人がCNNに明らかにした。 当局者らによると、この発表は来週予定されている中東3カ国の歴訪と関連している。トランプ氏はサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問する。変更に関する協議は続いており、発表のタイミングは不明だという。 7日に名称変更について問われたトランプ氏は、記者団に対し、来週の中東歴訪中に「決断しなければならない」と応じ、「誰の感情も傷つけたくない。感情が傷つけられるかどうかは分からない」と語った。 トランプ氏は、ペルシャ湾の改称計画について「説明を受ける予定」で、その後決定するとしている。 アラブ諸国は長年、ペルシャ湾について自国を反映した名称に変更するよう求めてきた。しかしトランプ氏の発言は、長年にわたり自国の南沖の海域をペルシャ湾と呼び
次のローマ教皇を決める選挙、コンクラーベが7日からバチカンで始まります。4月に亡くなったフランシスコ教皇の改革路線が引き継がれるのか、保守派が巻き返すのかが焦点です。 目次 ローマ教皇の法衣 仕立てる男性は トランプ大統領“ローマ教皇模した画像 冗談で問題なし” ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が4月21日に亡くなったことを受け、バチカンでは7日から、次の教皇を決める選挙、コンクラーベが始まり、教皇に次ぐ地位にある枢機卿133人が参加する予定です。 枢機卿たちはシスティーナ礼拝堂に集まり、投票総数の少なくとも3分の2を獲得する得票者が出るまで、外部との連絡手段を絶たれた状態で初日は1回、2日目と3日目は午前と午後に2回ずつ投票を行います。 コンクラーベを翌日に控えた6日、バチカンのサンピエトロ広場には信者や観光客が訪れ、新しい教皇が決まったかどうかを煙の色で知らせる礼拝堂の煙突の写
トランプ政権下で厳格になった入国審査 旅行に最適なゴールデンウィークが到来する。アメリカ旅行や、アメリカの空港で入国を伴う乗り継ぎを計画されている方は、スマホのデータの護身術を覚えておきたい。 ワシントン・ポスト紙によると、空港で入国審査を実施する税関・国境警備局(CBP)職員からスマホのロック解除を求められ、中身を調べられるケースが増加している。トランプ政権下で入国審査が厳格化され、デバイス内のデータチェックが強化されているためだ。 入国審査場で「二次検査」に選ばれると、旅行者は別室に案内される。そこでCBP職員から「デバイスを検査する必要がある」と告げられ、スマホやラップトップのロック解除を求められる。 CBPの検査には主に2種類ある。第1段階の「基本的な検査」では、係官が直接デバイスを操作し、プライベートな写真やメッセージ、ブラウザ履歴などを目視で確認する。特別な機器を使わない検査で
台湾の議会、立法院で与野党の対立を背景に双方の議員合わせて50人がリコール=解職請求の対象になるという異例の事態となっています。頼清徳総統は、中国への対応などをめぐって協力を呼びかけていますが、対立がおさまる見通しはたっていません。 台湾の議会、立法院では、議員に当たる立法委員113議席のうち、最大野党の国民党が52議席をもつなど、野党が多数を占め、少数与党の民進党は、厳しい政権運営が続いています。 民進党は、野党の立法委員のリコール=解職請求が数多く成立すれば、今後、過半数の議席を確保できる可能性があることから市民団体が19日、台北で大規模な集会を開きました。 この中では、リコールの賛否を問う住民投票に向けて有権者の署名を集めました。 一方、野党側も与党議員のリコールを目指し署名を呼びかけるなど、与野党の対立が激しさを増しています。 中央選挙委員会によりますと、署名活動の対象となっている
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