『マイマイ新子と千年の魔法』という映画があるのです。私は非常に大好きな映画なのですが、まぁ、あまり知名度は高くないです。でもいい映画だから周りの友人に薦めたんですが、ほとんどの人は観てないのでした。ちなみに私の友人の大半は普段はアニメを見ないようなのばかりです。 で、薦めてるときに「お前、こういうの好きそうだよなぁ」と言われたんですよ。そこで悟ったんですが、普通の人があまり読んだり見ないものの話ばかりすると、そういう人だからこういうのも好きなんだろうで話が終わってしまう! それは私の勧め方が悪いだけという話だけなのかもしれない。ただ普通の人が面白いといっているものも評価できないと、そうでないものも手にとってもらえないのではないかという考えができたのは確かです。 ところで売れてるものに批判的な人ってネットを見てると結構います。例えばこういう意見とかありますが、まったくピンと来ないんですよね。
遅ればせながら映画『容疑者ケインズ』、もとい、映画『容疑者xの献身』を観てきた。 なぜ観に行ったか、というと、ぼくがCDまで買ってしまいそうな勢いの柴咲コウのファンだからでは決してなく、福山演じるガリレオ先生の講義のように教室を女子大生でいっぱいにするにはどうしたらいいかを学びたいから、ってえのでも全くない。実は、小学生の息子が、「どうしても観たい」、といったので連れていくことにしたのだ。息子は、テレビでの『ガリレオ』を観て、このシリーズのファンになったようだ。表向きには、理科マニアであることが理由なのだが、その実、柴咲お姉さまにやられてしまっているのかどうかは定かではない。(ママには内緒にしといてあげよう)。まあ、理科雑誌「RikaTan」(ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記参照)を与えて以来、繰り返し熟読しているので、まんざらウソでもないだろう。本当に、この雑誌
まずはこれを観てもらいたい。飛ばさないで全部観てほしい。 どうです、ぐっときたでしょう。感動したでしょう。スタイリッシュな映像にしびれたでしょう。 これらはすべて80年代のコカ・コーラのCMで、当時のイケイケ広告業界の底力が炸裂した素晴らしい作品群である。本当によくできていると思うし、プロダクション・バリューといいトータルのクオリティといい「シズル感」(笑)といい申し分が無い。CMとしては満点に近い出来栄えだ。嫌味ではなく、こういうCMを作った人たちをぼくはリスペクトする。よくぞ、ここまで嘘をつきました。本当は何の心もこもっていない映像で、インチキの「感動」を演出する手腕は実にたいしたものだ。パッと見の「良さげさ」以外、ここには何もない。そしてそれは圧倒的に正しい。これは「コカ・コーラ」を、本来「コカ・コーラ」とは何の関係もない「良さげ」なイメージと結びつけて、「なんとなく、コカ・コーラは
よんひゃん @cucamber_milk 『アバター』見てきた。このすばらしいビジュアルで、やっぱりこういう話作るのか、と思うと、かなり頭痛かった。その昔、『キリング・フィールド』を見たときのむかつきをちょっと思い出した。 2010-02-11 19:27:08
私の職場に非常にまっとうな感受性を持つ若者がいて、私は彼のすすめる映画はなるべく観るようにしている。 職場での会話は、美容師との会話に似ている。当たり障りのないことが必要なので、「こいつとはこの話」と決まったら、しばらくそれが続くのだ。私は彼に「こいつとは映画の話」と認知されたらしく、しょっちゅう映画の話が出る。 ある日、彼はすごく腹を立てていた。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観たのだという。 「なんですかあれは。なんというひどい映画。なぜ『私はやってません』と言わない。言えばいいじゃないか。死ぬ気になればなんでもできるだろ。だまって死ぬな、ばかやろう」 私はひどく感心した。私はあの映画を観て号泣したんだけど、考えてみれば、だまって死ぬのはやっぱり間違っている。なんという健全な感受性だろう、と私は思った。 まっとうであるとはどのようなことか、いろんな人がいろんな定義をする。私にとってまと
・ウノウからのお知らせ: 「映画生活」の事業譲渡につきまして 基本合意書は交わしていたのですが、本日正式な契約書を締結しましたので、ようやく決定事項として考えられるようになりました。 「映画生活」は1999年、僕が大学生のときに映画好きが高じて個人サイトとして始めました。はじめはいろいろなところに点在していた試写会募集の情報を集めたサイトおよびメルマガとして。しばらくして、作品単位でレビューを投稿できるクチコミサイトに。 当時は映画クチコミサイト自体ほとんどなかったから映画生活はどんどんページビューを伸ばしていきました。僕はフリーでいろいろなサイトを作るのを受託しながらも、趣味で映画生活を続けていました。今みたいにAdSenseのような仕組みもなかったから、ほとんど収入もありませんでした。 そんな中、2003年にDVDの大手卸会社さんとお会いする機会があり、「DVD生活」というサイトを作っ
ひとしきりあって。 この記事では「秒速5センチメートル」を観て連想したこと、感想を中心に書いていきます。 作品の内容自体については、項を改めて書きたいと思います。 僕がTSUTAYAでレンタルしたこの作品を観たのは、ほんの数日前、2月末の深夜でした。その時の僕は、就職活動に疲れ、乱れた生活の中で、何もかも投げ出したい気持ちでした。何気なく借りたこの作品を、履歴書を書きながら観ていました。 「秒速5センチメートル」については、「鬱になる」「『耳をすませば』を観たときとと同じように心が痛む」といった評判は聞いていたものの、詳しいことは何も知りませんでした。 実際に観始めて、第一話や第二話で既に涙腺が弱くなっていたのですが、第三話で「One more time, Onemore chance」が流れ、日常の風景が描かれる場面では涙が止まりませんでした。そして、ふと書いている途中だった履歴書に視線
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く