東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。このたびの大地震で被災されました皆様に、1日も早く平穏な日々が戻りますことをお祈りいたします。今回は、予定を変更して、地震などの激甚災害のあとで犬が陥りやすいPTSD対策について考えてみたいと思います。地震の様な激甚災害のショックで犬にPTSD（Post‐Traumatic Stress Disorder＝心的外傷後ストレス障害）のような症状が出ることは過去の地震でもたびたび報告されています。先の新潟県中越沖地震の被災地の動物病院に、ペットの犬や猫の食欲不振や嘔吐の症状についての相談が相次いだ例もあります。犬の飼い主さんからの相談内容は以下のようなものでした。物音におびえる。不眠状態が続く。食欲が無くなり、普段の半分も食べない。極端な例では全く食事を摂らなくなった。食べても、しばらくすると吐いてしまう。下痢が続く。落ち
ハチ公の剥製（はくせい）＝国立科学博物館提供 主人が亡くなっても駅前で帰りを待ち続けた忠犬ハチ公の死因として、がんの疑いもあることが、東京大の中山裕之教授らの調査でわかった。東京大が１日、発表した。保存されていた臓器の断層撮影などで、がんを見つけた。寄生虫による感染症が原因とされていたが、死んでから７６年、新たな知見が加わった。 ハチ公は１９３５年３月８日午前２時に死に、東京帝国大学農学部獣医学科で解剖された。当時の記録によると、死因は犬糸状虫が寄生するフィラリア症。心臓や肺動脈にかけて寄生していた。胃の中には竹串が４本見つかったが、これは直接の死因ではないと考えられていた。 今回、ホルマリン保存液を交換する際、臓器を磁気共鳴断層撮影（ＭＲＩ）を用いて撮影してみた。すると、肺と心臓に腫瘍（しゅよう）が広範囲で多数見つかった。これまで組織標本がなかったため、その組織を顕微鏡でも観察、悪
いわゆる夜行性の動物たち。みんなが寝静まった頃暗闇の中で活躍の場を広げ、その夜に特化した能力をフル稼働しながら捕食活動にいそしむわけだけど、反面、明るい昼間は天敵にねらわれやすく、危険が大きいとも言われている。 夜間は光がほとんどないから、夜行性の動物は、聴覚など視覚以外の感覚を発達させている。。ただし全くの暗黒でもないので、大きな眼を発達させる動物も多い。また、暗闇の中なので、色覚が発達しないとも言われるんだそうだ。 Animal Kingdom: Masters of The Night 1.フクロウ 多くの種が夜行性で、フクロウ目は数少ない夜行性の鳥類（鳥類全体の約3％）の中で大きな割合を占める。発達した聴力と視力を持ち、濃い羽毛により音をたてずに飛行することができる。 2.ムササビ 主に樹上で生活し、日中はキツツキが開けた巣穴の跡や、枝の折れた箇所が腐ってできた穴、樹洞などを巣とし
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