今回から数回にわたって、Adobe AIRの開発の基礎から応用までをお届けしたいと思います。この連載では、JavaやFlex、C#などほかの開発技術で簡単なプログラムを作ったことのあるというぐらいのプログラミング初級者の方々を対象にしています。 2回目以降の連載の本格的なAIRの開発を前に、今回はAIRの概要と開発環境の準備、簡単なサンプル・ウィジェットの作成を行います。
Webの技術を使ってデスクトップアプリケーションを作ることができる開発環境である、「Adobe AIR(旧名 Adobe Apollo)」のパブリックベータ版が6月11日にリリースされました。 ここ数年、Webアプリケーションの進化がめざましく、表計算やワープロといった今までテスクトップ専用のものだと思われていたアプリケーションまで、Webブラウザ上で扱うことができるようになってきました。 Adobe AIRは、Webアプリケーションで使われている、HTML、CSS、Ajax、Flashといったテクノロジを使つつ、Webブラウザに依存しない、スタンドアローンなアプリケーションを開発・実行できる新しい環境です。 本連載では、Adobe AIRとRuby on Rails(以下、RoR)を使って、Webブラウザだけではない、新しいタイプのWebアプリケーションを作る方法を紹介していきます。 A
Apolloとは Apolloとはアドビが現在開発しているランタイム環境のコードネームです。最大の特長は、Flash、Flex、HTML、JavaScript、Ajaxといった既存のウェブ開発スキルを使ってデスクトップ上で動作するアプリケーション(Apolloアプリケーション)を作れる点です。ブラウザ上では不可能だったローカルリソースへのアクセスが可能になり、ウェブデベロッパーの領域が広がります。 もう1つの特長はクロスプラットフォームであることです。一旦作成したApolloアプリケーションは、Apolloランタイムがインストールされている環境であればWindowsでもMac OS Xでも同じように動作します。FlashコンテンツとFlash Playerの関係を思い浮かべると分かりやすいかも知れません。ゆくゆくはLinuxへの対応も予定されています。 Apolloを試してみよう Apol
(2007年10月追記) この記事は、Adobe AIR と呼ばれている技術のα版時点でのセキュリティについて述べています。2007年10月現在での最新版についての情報は、以下のページを参照してください。akihiro kamijo: Adobe AIR ベータ 2 セキュリティ関連の変更点akihiro kamijo: Adobe AIR のデジタル署名機能について(追記ここまで) void element blog: いろんな意味でしゃれにならないApollo にて Apollo はセキュリティ的に危ないよ、という話が出ていたので、ちょっと調べてみました。Web 技術を使っているとはいえ、ローカル環境で動くので、ある程度の覚悟をもってインストールする必要があります。今回は、その心構え(?)のようなものをまとめてみました。セキュリティは専門ではないので、つっこみは大歓迎です。Apollo
お知らせ1:Apolloは正式名称がAIRに決まりました。はじめてのAIRプログラミングを書きましたので、そちらも参考にしてみてください。 お知らせ2:当サイト管理人ZAPAが、Adobe AIRプログラミング入門を執筆しました! Adobe期待の「Apollo」アルファ版がリリースされ、早速「Apolloでニコニコ動画みたいなアプリを作ってみるテスト」を作ってみました。 まるで、何の問題もなく「Apolloアプリ」を作成できたかのようなエントリでしたが、本当はコンパイルエラーが起きたりして、実は一日で作成することができませんでした。 というわけで、自分がハマった部分も交えて、Apollo SDKによる「はじめてのApolloプログラミング」を解説したいと思います。 1.Apolloアプリケーション開発に必要なものをダウンロード 2.Apolloアプリケーション開発環境インストール 3.A
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