『夏の100冊』のくせに101冊あります。 ちょっと、マジで数が多すぎるので前段はこのくらいにしましょう。今日は時間がない。 オモコロ特集 『新潮文庫の100冊 ぜんぶ読む』 概要 ① 本を読む ② 感想を書く ③ ①~②を100回繰り返す ④ 特集として書き起こす ⑤ オモコロがXで特集のポストをする ⑥ みんなが俺のことを「たいしたもんだ」って思う ★これから記事を読むみなさんへ★ 結果として42冊までしか読み切ることができませんでした。ご承知おきください。 いくぞ! 『博士の愛した数式』小川洋子 まず1冊目『博士の愛した数式』。 小川洋子、すごすぎる。数学と阪神タイガース。江夏の背番号28。完全数。本当に奇跡のようなつくりだ。しかしこれは天から降ってきた奇跡ではなく、小説家の努力と技量の上に成り立っている。 思慮深く優しい主人公(博士の家政婦)を嫌味のない形で優しい人に仕上げるのがす