2013年10月29日、大日本印刷、日本ユニシス、図書館流通センター、丸善の4社が、共同で、図書館向けにクラウド型で提供する新たな電子図書館サービスを2014年4月に開始すると発表しました。 公共図書館や大学図書館に対して、電子図書館の構築・運営に必要なシステムや利用可能な電子書籍などをクラウド型で提供するものとのことです。 図書館側は、導入時にサーバやシステムを新たに購入、構築することなく、短期間、低価格でのスタートが可能とのことです。また、電子書籍に関しては、「文芸」、「ビジネス」、「言語学習」、「専門書」等の分野を中心に1万タイトル以上が図書館へ提供可能とのことです。 2014年4月に予定されている札幌市の図書館システム更新に併せ、第1号ユーザとしての採用が予定されているとのことです。 大日本印刷 日本ユニシス 図書館流通センター 丸善 クラウド型電子図書館サービスを刷新、図書館と生
2013年5月13日、フランス国立図書館(BnF)が、“Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothèques numériques”というレポートを公開しました。レポートでは、各国の様々なプロジェクトでのクラウドソーシングによるテキスト化事例を調査し、最後にクラウドソーシングを成功させるために何が必要かを検討しているようです。 ETAT DE L’ART EN MATIERE DE CROWDSOURCING DANS LES BIBLIOTHEQUES NUMERIQUES (PDF ) http://www.bnf.fr/documents/crowdsourcing_rapport.pdf Etat de l’art en matière de crowdsourcing dans les bibliothè
2013年5月に公開予定の欧州服飾アーカイブ“Europeana Fashion”が、Europeana財団とともにTumblrページを開設しました。 このTumblrサイトでは、ファッションの専門家や文化遺産コミュニティ等による、各月様々なテーマでの服飾資料の紹介を行っていくとのことで、この3月は「靴」がテーマとされています。ウェブサイトにはイタリアのMuseo Rossimoda della Calzaturaや、英国のNorthampton Museumsの所蔵している靴のデジタル画像が公開されています。 Europeana Fashion (Tumblrでの公式ページ) http://europeanafashion.tumblr.com/ Fashion Heritage for the Masses — Join us on Tumblr (Europeana 2013/3/4
スタンフォード大学図書館が、今回初めて実施した「研究図書館によるイノベーション賞(Stanford Prize for Innovation in Research Libraries;SPIRL)」の結果が発表されました。 米国を中心に24機関のエントリーがあり、選考の結果、電子図書館“Gallica”とセマンティックウェブのアプローチを活用した検索サービスを提供するフランス国立図書館(BNF)と、スペインのアリカンテ大学に事務局をおく電子図書館プロジェクト“ミゲル・デ・セルバンテスバーチャル図書館(Biblioteca Virtual Miguel de Cervantes)”の2館が選ばれたとのことです。また、功労賞(Commendations of Merit)が、大学の研究成果のポータルサイト“Research Hub”を提供しているオーストラリアのグリフィス大学図書館と、デジタ
2013年1月23日、札幌市中央図書館が、「さっぽろデジタル絵本」の作品募集を発表しています。これは、同館が進めている電子図書館実証実験の一環として、地元発信のコンテンツの充実を図ること、図書館としての電子書籍の収集方法の仕様検討を行うことを目的に実施されるものです。 募集テーマは、さっぽろの魅力(文化、歴史、季節、名所など)をモチーフに、親子で楽しめるデジタル絵本で、応募資格は、札幌市内で設立・活動している団体、出版社等の企業となっています。 応募作品は、2014年度(平成26年度)開始予定の電子書籍貸出サービスの所蔵コンテンツとなるようです。 「さっぽろデジタル絵本」作品募集 (札幌市の図書館 2013/1/23付けの記事) http://www.city.sapporo.jp/toshokan/elib/d_ehon_20130120.html
フランス国立図書館の電子図書館“Gallica”が、アンドロイド用のアプリをリリースしました。なお、iPad用アプリはすでに2012年10月にリリース済みです。 Gallica (Google Play) https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bnf.gallica Une application Gallica sur Ipad et Android ! (le Blog du LABO BnF 2013/1/10付けの記事) http://labobnf.blogspot.jp/2013/01/une-application-gallica-sur-ipad-et.html 参考: フランス国立図書館、200万点以上のコンテンツを擁する電子図書館“Gallica”の無料iPadアプリをリリース http://current.
Amazon、Google、楽天が電子書籍リーダーを発売するなど、電子書籍ビジネスがこれまで以上に脚光を浴びた2012年下半期。11月下旬には図書館総合展が開かれ、数多くの電子図書館フォーラムが開催された。電子図書館とは、読んで字のごとく、図書館が電子書籍をネット上で貸し出す形態を指す。ネット先進国である韓国、アメリカは、すでに公共図書館の約6割でこのサービスを実施している。しかし、日本は、全国に3210館ある公共図書館のなかで、電子書籍を貸し出しているのはわずか12館。実証実験などを実施している館を入れても少々増える程度だ。なぜ、日本はこれほど遅れているのだろうか。 ある中堅出版社の電子書籍担当者は「国立国会図書館の長尾真館長が08年ごろに提案した、電子図書館構想の私案、俗に言う『長尾構想』が注目されたとき、出版社は安い利用料などに問題があるとして猛反発した。それ以来、出版社と図書館は明
スペインのカスティーリャ・イ・レオン州が、世界初となる、闘牛をテーマとした電子図書館“Biblioteca Digital Taurina”を開設しました。自治州の文書館図書館に保存されている資料をデジタル化し、現在のところ、この電子図書館には、1652年から1930年までの900点以上の資料が登載されているとのことです。 Biblioteca Digital Taurina http://bibliotecadigital.jcyl.es/bdtau/i18n/micrositios/inicio.cmd Nace la primera Biblioteca Digital Taurina (La Razon 2012/12/5付けの記事) http://www.larazon.es/noticia/7174-nace-la-primera-biblioteca-digital-taur
米国デジタル公共図書館(DPLA)のプロトタイプ版システムの完成を記念するイベントが、2013年4月18日と19日にボストン公共図書館で開催されると発表されました。 またThe Digital Shift誌では、DPLAに関する連載が始まっており、その第一弾としてDPLA理事会議長のJohn Palfrey氏が寄稿しています。 [April 18-19, 2013] DPLA Launch Event(Digital Public Library of America) http://dp.la/get-involved/events/launch/ Digital Public Library of America http://dp.la/ Building a Digital Public Library of America(The Digital Shift 2012/11/26
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