フィラデルフィア芸術大学の卒業式に、『スターダスト』や『サンドマン』を記し、世界幻想文学大賞を受賞したイギリスの人気作家Neil Gaiman(ニール・ゲイマン)が登壇。自身の経験を踏まえた上で、これから社会へと羽ばたいていく芸術学部生を相手にスピーチを行いました。劇的に変化しつつある芸術のなかでどう生きていくべきか、フリーランスで食っていくために必要なスキル、そして芸術をつくるときに一番大切にしなければいけないものについて語りました。 「自分が何をしたらいいのかわからない」は、素晴らしいニール・ゲイマン氏:どうも。まさか自分が、自分よりも高学歴な皆さんの大学の卒業式でアドバイスをするなんて思ってもいませんでした。私は大学を卒業していませんし、通ったこともありません。私はできるだけ早く学校から遠ざかりました。 夢だった作家になるまであと4年も強制的に勉強させられると思ったら、息が詰まりそう