麻生首相のもとでは総選挙は戦えない、として自民党総裁選の前倒しを求める中川秀直、武部勤、加藤紘一各元幹事長ら反麻生勢力は15日、両院議員総会の16日開催を目指し、必要な党所属国会議員128人以上の署名集めを本格化させた。同総会で総裁公選規程を改正したい考えだが、首相は来週の解散を宣言しており、署名確保が間に合うかは不透明だ。 小泉改革を支持した中川氏らと批判的だった加藤氏らは14日夜に会談し、「反麻生」で大同団結することを確認。15日には中川、加藤、武部各氏らが呼びかけ人となって、同日中の署名を要請する文書を議員に配り始めた。 党執行部は「署名集めは広がらない。解散すれば全部関係ない」(幹部)と解散日程に影響はないと強気だ。これに対し、加藤氏は15日朝のテレビ番組で「今日になって数は集まる」と述べた。 武部氏は別の番組で、麻生首相のまま総選挙に突入した場合の対応について「自分は新生自
7月12日に行われた東京都議選は、予想通り民主党の圧勝と言っていい結果だった。結果の議席数以上に得票率の差が大きい。2007年参議院選挙以上の自民党惨敗だ。 都議選の結果を受けて今後政局がどのように展開するかは予断を許さない。政局分析は筆者の専門ではないが、気付いた点を二点述べておく。 一つには、自民党は麻生太郎氏の扱いに手を焼くだろう。自主的に辞任してくれて、幾らかでも人気のある「表紙」(新総裁)に変えることが出来ればせめてもだろうが、前任者達のように親戚や息子に後を継がせるというような「質」に取ることが出来る利害が麻生氏にはない。「麻生降ろし」には、本人が拗ねて「それなら、解散!」という可能性がちらつく。麻生総裁での解散を避けようとするなら、一種のだまし討ちが必要だろう。 また、少々気が早いが、自民党のここまでの不人気と退潮の原因は、安倍・福田・麻生と三代続いた内閣が、何れも実質
携帯電話で女子高生のスカート内を盗撮したとして、神奈川県警泉署は15日、県迷惑行為防止条例違反の現行犯で、横浜市立上飯田中学校教諭の伊藤裕容疑者(50)=同県秦野市南が丘=を逮捕した。同署によると伊藤容疑者は「興奮する。ときどきやっていた」と供述しているという。 同署の調べによると、伊藤容疑者は15日午前7時10分ごろ、横浜市泉区和泉町の相模鉄道いずみ野線いずみ野駅のエスカレーターで、前にいた県立高校1年の女子生徒(15)のスカート内を携帯電話で動画撮影した疑いが持たれている。 後ろにいた男性(21)が伊藤容疑者が撮影しているのに気づき取り押さえ、署員に引き渡した。伊藤容疑者は出勤途中だったという。 同校は「詳しい内容を把握していないので、対応を検討している」としている。
家出中の女子高生に男性客とわいせつな行為をさせたとして、警視庁少年育成課などは、児童福祉法違反(淫行をさせる行為)の疑いで、元ホストでパチンコ店店員の中島史人容疑者(31)=北九州市小倉北区=を逮捕した。同課の調べに「悪いことをした」と容疑を認めているという。 同課によると、中島容疑者は、2月11日ごろから13日ごろの間、都内の高校に通う家出中の女子生徒=当時16歳=を、千葉県市川市の理学療法士の男(33)=児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪で罰金刑=とわいせつな行為をさせた疑い。 女子生徒は「1回1万5千円くらいで、一日に2人くらいを相手にした。1月末ごろから20日間くらいやっており、中島容疑者に計約60万円渡した」と話しているという。 同課の調べで、女子生徒は昨年12月ごろから家出をしており、1月にインターネット上の掲示板を通じて、当時、新宿・歌舞伎町のホストクラブで働いていた中島容疑
Firefox 3.5のJust-in-time(JIT) JavaScriptコンパイラに脆弱性があり、悪用されると攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。 Firefoxブラウザ最新版の3.5に、未解決の深刻な脆弱性があることが分かった。開発元のMozillaやUS-CERTは概略を公表し、パッチが公開されるまでの間、攻撃回避のための対策を取るよう呼び掛けている。 Mozillaのセキュリティブログなどによると、脆弱性はFirefox 3.5のJust-in-time(JIT) JavaScriptコンパイラに存在する。この脆弱性を突く悪用コードを仕込んだWebページをユーザーが閲覧すると、攻撃者が任意のコードを実行できる可能性がある。US-CERTによれば、この問題を突いたエクスプロイトコードが既に出回っているという。 Mozillaは当面の回避策として、JavaScriptエン
会議の合間にくつろいだ表情を見せる宮崎県の東国原知事=14日午後、三重県伊勢市、加藤丈朗撮影 宮崎県の東国原英夫知事は14日、自民党からの衆院選への出馬について、全国知事会の地方分権の要望を党の政権公約(マニフェスト)に盛り込むよう求めていることに触れ、「条件に変わりはない。盛り込まれないなら、自民党からの出馬はあり得ない」と従来の主張を繰り返した。しかし、出馬を打診した自民党の古賀誠選対委員長がこの日、一連の騒動と東京都議選などの敗北の責任をとって辞任の意向を示したことで、同党からの立候補は困難になったとみられる。 東国原氏はこの日、三重県伊勢市で開かれている全国知事会の総会に出席。その後、記者団の質問に答えた。 東国原氏は、古賀氏の辞意については「詳細を聞いていないので何とも申し上げられない」と言葉を慎重に選びながら、今後、古賀氏の辞意を確認した上で、最終的な態度を表明する考えを
東京都杉並区で無職、野元富恵さん=当時(86)=と長男の新一郎さん=同(61)=を刺殺し現金を奪うなどしたとして、強盗殺人などの罪に問われた元日大生、志村裕史被告(24)の判決公判が15日、東京地裁で開かれた。植村稔裁判長は無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。 志村被告は初公判で殺意を否認。弁護側は「犯行当時は精神障害に基づく心神喪失か心神耗弱だった」と主張し、責任能力が争点となった。公判では、弁護側が請求した鑑定医が「犯行当時は、自分の精神をコントロールできない状態だった。責任能力は完全に失われていた」と報告。これに対し、検察側請求の鑑定医による再鑑定では「責任能力に問題はない」とし、結論が分かれた。 起訴状によると、志村被告は平成19年1月25日午前3時ごろ、野元さんの自宅で、富恵さんと新一郎さんを殺害、現金約4万7000円やクレジットカードを奪うなどした。
【衆院解散】小泉チルドレンの最後の決断は離党、不出馬…残留? (1/2ページ) 2009.7.14 22:55 「崖(がけ)っ縁」と呼ばれて久しい自民党の「小泉チルドレン」が、いよいよ“最後の選択”を迫られている。「生みの親」である小泉純一郎元首相の影響力低下に都議選大敗も加わり、衆院選での苦戦は必至。すでに自治体選挙に挑戦した議員や、党公認が得られず離党した議員、不出馬を決めた議員。それぞれの選択をしてきたチルドレンたちの去就は…。 ■離脱組 「われわれは王道を歩んでいたのに、自民党が国民目線の政治をせず、ずれていった。ずれたものに追いすがるつもりはない」 不信任決議案の採決を欠席し、党と決別した胸の内をこう語るのは、長崎幸太郎氏(比例南関東)。衆院山梨2区からの出馬を目指していたが、党公認を得られず13日に離党した。「(チルドレンは)多くの人の意見を取り込もうという政治の“最後の砦(
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