北京五輪レスリング女子55キロ級で2連覇を達成した吉田沙保里(綜合警備保障)の父、栄勝氏が日本女子代表のコーチに就任することが3日、分かった。日本レスリング協会が23日の理事会で正式に決定する。2012年ロンドン五輪で3連覇を目指す吉田を指導、サポートすることが目的という。 栄勝氏は元レスリング選手で現役時代は1973年の全日本選手権フリースタイル57キロ級で優勝した。その後は自らレスリング教室を主宰するなどし、吉田を幼少のころから指導してきた。
北京五輪レスリング女子48キロ級で2大会連続銀メダルの伊調千春(26)=綜合警備保障=が10日、青森市で行われた地元紙のスポーツ賞贈呈式に出席し、引退撤回を表明した。隣にいた同五輪63キロ級で2連覇の妹、馨(24)=同=は今後について何も言及しなかった。 2人は北京五輪を最後に現役を退く意向を示していたが、千春はこの日「引退はしません」と明言。「五輪直後は次のことを考えられない状態だった。日がたつにつれて、2人でもやっぱりレスリングの話ばかり」と話した。馨も五輪から帰国後、揺れる心境を明かしている。 青森県八戸市出身の伊調姉妹は東奥スポーツ賞特別顕彰を受賞した。
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