メキシコ西部テピクで27日、武装集団が自動車洗車場に車で乗り付け銃を乱射、少なくとも15人が死亡、3人が負傷した。犠牲者の多くは麻薬中毒を治療中の若者らで、洗車場で働いていたという。AP通信などが伝えた。 麻薬密売組織の犯行とみられている。動機は不明だが、麻薬組織は常習者を抗争相手の組織の関係者だとして殺害するケースがある。 メキシコでは、北部シウダフアレスで22日、パーティーを開いていた若者ら14人が武装集団に殺害され、24日には北西部ティフアナで、薬物更生施設の入所者13人が殺害される事件が起きたばかり。(共同)