2月22-23日の2日間、東京工科大学メディア学部主催の第1回シリアスゲームジャムを開催しました。会場はGreeさんのご協力で会議室をお借りしました。とても眺めの良い快適な環境でした。(Greeご関係者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。) ゲームジャムというのは、短時間でゲームを開発するハッカソン形式のイベントで、世界同時に同じテーマで48時間でゲームを開発する「グローバルゲームジャム」がよく知られています。 http://globalgamejam.org/ 今回は「Serious Game Jam for Happy English」と題して、英語学習をテーマにしたシリアスゲームを2日間で開発する形で行いました。通常のゲームジャムは会場に来てから昼夜通して48時間作業する形式ですが、このシリアスゲームジャムでは、開催当日の活動は午前から昼間のみと短い代わりに、事
「3rd World Farmer」のタイトル画面。Flashゲームで,Webブラウザからプレイ可能だ 近年注目されるシリアスゲームは,ゲームであると同時に教育性(および教育的配慮),あるいはスポンサーの政治的アピールといったものをコンテンツとして含まざるを得ないため,純粋にゲームとして見た場合に,その出来は往々にして玉石混淆だ。 「奥谷海人のAccess Accepted」第113回で紹介されていた「3rd World Farmer」は,そうした視点で見たとき非常に興味深い。シリアスという点においても,ゲームという点においても,実に異端的な怪作なのだ。 この作品は,第三世界(画面を見る限りアフリカ)の農民をモデルにした経営シミュレーションである。プレイヤーは天災・病気・内戦・難民問題・銀行の倒産といった困難を抱えつつも,農作物を育て家を経営していかねばならない。 1ターンは1年。農作物を
最近,シリアスゲーム(遊ぶこと以外を主目的に制作されたゲーム)という言葉をよく聞くが,そのなかでも知識の獲得や訓練を目的とした教育系のソフトに注目が集まりつつある。今回は,BBCが制作した「Climate Challenge」というゲームを中心に,似たタイプのタイトルをいくつか紹介してみたい。今後,学校や会社でもラーニング・ツール(Learning Tools)としてゲームが利用されるケースが増え,ゲームがますます身近な存在となるのではないだろうか。 2007年1月16日,イギリスの国営放送BBCが,環境保全に関するシミュレーションゲーム「Climate Challenge」を特設サイトで公開した。Flash Player対応のブラウザ(Internet Explorer, Firefoxなど)を使うことで,誰でも無料でプレイできる。 イギリスの国営放送BBCがプロデュースした「Clima
今回は、ユニセフの話題でもちきりなネットユーザーにぜひ遊んでみてほしいゲームを紹介しよう。 『3rd World Farmer』は、アフリカや中東、南米、東南アジアといった、貧しい“第三世界”の農家の暮らしを体験できる農場経営ゲーム。PCやスマホで気軽に遊べるフラッシュゲームながら、内戦、政治腐敗、難民、干魃、病気などなど、後発開発途上国が抱える問題をリアルに体験できる内容になっている。ぶっちゃけ、クリアできるかどうかはほとんど運で決まる“運ゲー”“無理ゲー”なのだが、実際の生活もこんなものなのかと思うと、貧困国に対する支援のあり方について考えずにはいられない。秋の夜長(もう冬か?)にゲームを通して世界の貧困問題を考えてみてはいかが? 基本のゲーム画面は数年前に流行った『サンシャイン牧場』のような農場育成ゲームに近く、プレイ感覚も似ている。とりあえず最初は元手の50ドルで、トウモロコシ、小
土屋つかさ @t_tutiya 「シリアスゲームが面白い必要は無い。むしろ、現実の事象を正確にシミュレーションするなら、ゲーム的な面白さは減衰する筈だ」というのが持論、というのを以前書いたら多くの方から「ゲームは面白くなきゃダメ」という反論を頂いたのだけど、今でもこの持論は変わらない。 2013-06-19 10:42:56 土屋つかさ @t_tutiya 先の発言が多少RTされていたので補足(詳細は今度ブログに書く)。「現実の事象をゲーム化する事」と「『面白く』ゲーム化する事」は違う。何故なら大抵において現実の事象は面白くないから。そして、面白くする為に事象再現性が下がるのであれば、それはシリアスゲームの要件を満たしていない(続く 2013-06-19 14:00:40 土屋つかさ @t_tutiya 現実の事象をゲーム化/モデル化する際に、事象は何らかのスケールでカリカチュアされる(そ
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