最近、『スパイスバー&居酒屋』と呼ぶべきお店が続々増えているのをご存知ですか? さまざまなお酒を楽しみながら、カレーやスパイス料理をちょこちょこ注文できるこれらのお店は今まで、「カレー一皿食べるとお腹いっぱいになっちゃうから」と敬遠していた女性層や呑兵衛層にも歓迎され、確実に日本のカレー文化の新たな地平を切り開き始めているんです。 進化系『スパイスバー&居酒屋』の重要なポイントは、インドやネパール、スリランカなどのアジア各国のスパイス料理をただ現地に倣って再現するだけでなく、日本独自の季節感・素材感覚で再構築しているところ。 まさに日本でしか味わえない、酒とスパイスのマリアージュというわけなんです。 2020年頃に東京のカレームーブメントを振り返ったとき、2010年代前半最大のトレンドとして記憶されているであろう『スパイスバー&居酒屋』の台頭。 新たなるカレーの世界へ、一歩踏み出してみませ