むかし、SMAPの「BANG! BANG! バカンス!」という曲をはじめて聴いたとき「なんてヘンテコな曲なんだ」と思った。が、テレビや街でたくさん流れ、聴いていくうちに大好きになっていた。 これは「単純接触効果」という心理現象らしい。興味がなくても、たくさん触れると親しみを感じてしまう。 では、この効果をあえて利用してみるのはどうだろう? ということで、知識ゼロ・興味ゼロだった「相撲」を、1年間見続ける実験をしました。
11日に初日を迎える大相撲5月場所。いまや外国人にも絶大な人気を誇り、土俵に上がる力士も国際色豊かな時代だ。来日3年、ウクライナ出身の安青錦は前相撲から始めて10場所目ながら、新入幕を果たした3月の大阪場所で11勝4敗の好成績。敢闘賞も受賞した。相撲巧者として知られた安治川親方(元関脇安美錦)の薫陶を受けている21歳の青年力士に話を聞いた。 ──新入幕の3月場所で好成績。何が良かったのですか。 自分の(持ち味である)下からの攻めを出して、それで勝てました。集中できたし、いい場所でした。 ──十両と比べて幕内の土俵はどうでしたか? 十両とは全然違いました。お客さんの数も多いし、相手の当たり(の強さ)も全然違う。その中でも、今までやってきたことをしっかり出せました。 ──興奮はしましたか? 興奮というか、だいぶ緊張はしましたよ。最初はあまり(幕内の雰囲気に)慣れなかったけど、少しずつ慣れました
角界のご意見番だった元横綱北の富士氏が逝った。NHK相撲解説者の竹沢勝昭氏が亡くなっていたことが20日、分かった。82歳だった。関係者によると秋場所後に体調を崩して、入院していた。12月に都内の八角部屋でお別れ会が開かれる予定。名門出羽ノ海一門を破門されたが、70年初場所後に52代横綱に昇進して通算10度優勝。引退後は千代の富士、北勝海(現八角理事長)の両横綱らを育てた。協会幹部として期待されたが早期退職で解説者に転身し、歯に衣(きぬ)着せぬ論評で人気があった。現役時代も派手な行動で再三話題となり、逸話に事欠かない存在がまた一人幕を下ろした。 ◇ ◇ ◇ 北の富士氏は、秋場所後に体調を崩して入院していた。この日、82歳でなくなっていたことが分かった。98年春から長年にわたってNHK解説者として活躍した。アナウンサーの問い掛けにたまに上の空で、年を感じさせたこともあったが、力士、土俵
はじめに 23日、たまたま学園祭で学生プロレスを見かけて、こんどプロのプロレスも観ようかなどと思う。そうだ、一度くらいは生で観ておくかと。そう思って、ちらっと横浜文化体育館の予定を調べたら、「今日やるのかよ!」と。 全日本プロレスの大きな大会らしい。土日の東スポを流し読みするていどでは、そういうところまでわからない。公式サイトで出場予定選手を眺めたら、有名な選手が多い。行こうかな、と気持ちが傾いたなか、決め手になったのは太陽ケアである。太陽ケアを生で観るか、という気になったのである。よくわからないが。 昔、俺と弟の間で太陽ケアの歩き方が流行ったことがあって……というのは完全に実話(どこの地上波で太陽ケアを見たのか思い出せない)だけれど、俺は太陽ケアの風貌だとか、動き方だとか、名前だとかが好きで、そりゃあ復帰後に一度も姿を見ていなかったのだし、せっかくなので拝見してみて、やはりあの独特の姿勢
おれは大相撲現役時代の曙が好きだった。圧倒的な感じがした。そこがよかった。その巨躯と「あけぼの」というちょっと不釣り合いなところも悪くなかった。 とはいえ、おれは序二段くらいからBSで相撲中継を観られるような身分じゃないし、そもそも相撲のことなんてよく知りもしない。曙がどういう力士だったのか、その技術、戦績、物語性、すべてにおいてよく知らなかった。ただ、自分の理想とする圧倒的な存在としての曙が、あたまの右上の方にチラチラ存在していた。それだけの話だ。 その曙が総合格闘技に参戦すると決まったと聞いたときは、そりゃあ……。まあ、その後のことはもういいんだ。 おれにはなにか圧倒的に強い人間が見たい、という思いがある。そう思ってまず出てきたのが、現時点での総合格闘技の最重量級最強の選手(そもそも誰だか知らない)でもなく、かつてのエメリヤーエンコ・ヒョードルでもなく、ヒクソン・グレイシーでもなく、大
2024年4月11日、元横綱の曙太郎さんが、4月に心不全で亡くなったことが分かりました。 告別式は家族のみの密葬で行われるというこです。54歳でした。 曙太郎さんは7年前に北九州市で倒れて以来、闘病生活を続けていました。曙さんは、東京近郊の病院に入院していたということです。 全ての画像を見る アメリカ・ハワイ出身の曙さんは1993年に第64代横綱になり、人気を博しました。 ■元横綱 来歴 曙さんはアメリカ・ハワイ出身。 昭和63年3月場所で初土俵を踏み、203センチを超える長身から繰り出す突きと押しで人気を博しました。 平成2年9月場所で新入幕を果たし、平成4年7月場所で新大関 に。そして、平成5年3月場所で外国人として大相撲史上初の第64代横綱となりました。 若貴兄弟とライバル関係を築き、1990年代の空前の相撲ブームをけん引しました。 生涯戦歴は654勝232敗181休(78場所)。
こんにちは。先週のムーちゃんは、たくさんの騎乗機会をいただいたのですが、1勝とふがいない成績でした。ムーちゃん自身も落ち込む結果になってしまいましたが、悪い流れは断ち切ろうということで、週明けは今回の来日後初めての観光で気持ちのリフレッシュをはかりました。 ムーちゃんと大相撲を観戦してきました ムーちゃんは日本の相撲にずっと興味を持っていたので、今回日本へ来る前から相撲のチケットを手配していたのですが、たまたま昨日が観戦する日だったので、偶然にも気分転換ができました。ムーちゃんは自身と同じカザフスタンのアルマトイ出身の力士、金峰山の取組を観戦する事がとても楽しみだったそうです。 騎手と力士と世界は違いますが、2人ともカザフスタン出身者では初めての選手ということで、すごい共通点だとムーちゃんがうれしそうに話をしてくれました。異業種に刺激を受けられる人がいる事は、ムーちゃんにとってもさらなる高
大相撲名古屋場所に向けて浴衣姿で名古屋入りする力士たち=名古屋市のJR名古屋駅で2023年6月25日午後3時17分(代表撮影) 大相撲の地方場所の開催を告げる風物詩「相撲列車」が、その歴史を終えた。力士や部屋の関係者ら数百人が同じ列車で移動し、びん付け油の香りを漂わせながら新幹線で移動する光景はファンに親しまれてきたが、春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)では手配されなかった。今後は相撲部屋ごとに移動することになる。 年3回ある地方場所では、それぞれ初日の2週間前の日曜日に力士らが移動してきた。かつては団体臨時列車を貸し切りにしていたが、昭和の終わりごろからは新幹線で移動してきた。
突っ張り一本やりの気っぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。以前から不整脈など心臓に持病を抱えていた。先月の九州場所も全休して約2カ月間入院。その後退院し、復帰に向けてリハビリを続けてきたが、体調が急変した。 錣山親方の危篤の報を受け、弟子の小結阿炎(29)らは急きょ、冬巡業が開催されていた関西から帰京した。入院していた都内の病院で錣山親方は、関係者らにみとられたようだ。先月の九州場所も不整脈で入院し休場していた。昨年九州場所で愛弟子の阿炎が、錣山部屋史上初の幕内優勝を果たした時も心臓の病気で入院中だった。「心臓で入院しているのに
花田がアメリカの大学への挑戦を決意したのは、今年の3月だった。2022年3月に行われたアメフトの社会人リーグ(Xリーグ)の合同トライアウトに突然参加して話題を呼ぶと、その後はアメフト経験が1年未満ながら外国人にも当たり負けしないパワーと潜在能力を買われ、今年1月のアメリカ・アイビーリーグ選抜と対戦した国際親善試合の日本選抜メンバーに選出された。 試合出場こそ叶わなかったが、今度は3月にカナダ・エドモントンで行われたカナダのプロフットボールリーグ・カナディアンフットボールリーグ(CFL)のCFLコンバイン(ドラフト候補生の計測会)に招待された。CFLはNFLに次いで世界で2番目に規模の大きいプロリーグで、実際にNFLにジャンプアップしていった選手もいる。 カナダのトライアウトで見せた”圧倒的な実力” そのコンバインで外国人選手を圧倒するプレーを見せた花田を紹介するSNS投稿がCFLにリツイー
元大関・栃ノ心が現役引退「相撲を取るのが怖くなった」…35歳、ジョージア出身初のV力士が17年の相撲人生に別れ ◆大相撲 ▽夏場所6日目(19日、東京・両国国技館) 日本相撲協会は19日、元大関で東十両5枚目・栃ノ心(春日野)の現役引退を発表した。2006年春場所に初土俵を踏んだ元大関が、17年間の相撲人生に別れを告げた。今場所5日目には島津海(放駒)に敗れ、序盤の5日間で全敗だった。 この日、栃ノ心は国技館で引退会見を開いた。「1月(初)場所で(左)肩をけがして、そこから自分の相撲が取れなくなった。何度もけががあって乗り越えてきました。今回も乗り越えるんじゃないかなと信じてました。残念ですけど、今場所も迎えてみて、やっぱり自分の相撲を取れず、力も出ず、相撲を取るのが怖くなりました。ファンの皆さんにこういう相撲を見せるのがちょっと恥ずかしいかなと思って、申し訳ないな、と。引退することを決め
大相撲の幕内で優勝経験があり、4日引退を発表した元関脇の逸ノ城が東京 両国の国技館で会見し「まだやりたかったけど、体が言うことを聞かない。皆さんの応援には感謝しかない」と土俵人生を振り返りました。 湊部屋の元関脇 逸ノ城は、ことしの初場所、新型コロナウイルスのガイドラインに違反して1場所出場停止となり、十両に番付を下げた先場所は優勝して夏場所は2場所ぶりに幕内に復帰しましたが、4日、現役を引退しました。 東京 両国の国技館で会見した逸ノ城は、長年苦しんできた腰の手術をことし2月に受けたものの、その後も状態が改善しなかったことを明らかにしたうえで「自分はやりたかったけど、体が言うことを聞かない。歩くのも横になって動くのもつらい。手術してからよくならず、前から話をしていたが、2日前に引退を決めた」と話しました。 そして、思い出に残る一番については「小さいときからテレビで見ていた大相撲で、幕内に
目指すは相撲界のオグリキャップ!? 日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で春場所の新弟子検査を行い、笠松競馬の現役騎手を父に持つ森島優(15=追手風)が受検。身長は166センチの自身と同程度ながら、50キロに満たない父貴之(34)とは対照的に、森島は2倍以上の102キロ。体も顔も丸々とした愛嬌(あいきょう)のある笑顔を交えて「相撲界のオグリキャップになります」と、やや報道陣にたき付けられながらも宣言した。地方競馬の笠松から、中央競馬の最高峰G1を次々と制した希代のスターホースになぞらえ、今後の飛躍を誓った。 体重制限や節制といった「減量」のイメージが強い騎手とは反対に、どんどん食べて体を大きくする「増量」の世界の相撲界に身を置くことになった。森島も「不思議な感じ」と笑う。自宅は競馬場や厩舎(きゅうしゃ)など、笠松競馬の関係施設が広がるエリアの一角。当然、父の影響から乗馬経験も豊富で、小学3
日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、師匠の湊親方(元前頭湊富士)夫人への暴力疑惑が発覚した平幕の逸ノ城(29)の件などについて協議した。この日までに逸ノ城と湊親方から事情を聴いた同協会のコンプライアンス委員会の答申を踏まえ、同協会は不問とした。 暴力について、相撲協会は「一部、事実関係を確認した」と発表。ただし「悪意の暴行ではなく、いずれも5年以上前の出来事であり、それ以後の暴行はなかった」とした。理事会後、芝田山広報部長(元横綱大乃国)が会見し、師匠夫人との確執、アルコール依存ともに「ない」と断言した。 湊部屋の実情を知る関係者によると、過去に逸ノ城は過度な飲酒によって、酒席でトラブルをたびたび起こしていた。飲食店で泥酔して部屋に連れ戻そうとした際、湊親方夫人に対してたたく、つねる、かむという行為もあったという。昨年12月ごろから部屋を出て1人暮らしを始めたが、稽古
抜井規泰 @nezumi32 「ひが〜あしぃ〜」と呼び出しが声を張り上げる国技館の「東」。でも実際の方角は、北。そんな相撲コラムを書いている新聞記者。水瓶座A型。大相撲三賞選考委員。元ベストナイン&ゴールデングラブ賞選考委員。玉成会研究室の落ちこぼれ。朝日新聞で「角界余話」「広重が描いた江戸」連載中。趣味は芝刈り。ベストスコア79。「いいね」は付箋 asahi.com/sp/rensai/list… 抜井規泰 @nezumi32 お相撲さんの大関昇進や横綱昇進、幕内優勝などの際に、タイを持ち上げるじゃないですか。 あのタイは、マダイなんねすが、実はすべて天然モノです。というのも、養殖ではあんなにデカくならないんです。 2022-09-28 18:24:06 抜井規泰 @nezumi32 マダイは「目の下一尺」といいまして、目玉から尻尾までが1尺=30センチくらいが一番うまい。それより大きい
大相撲の新三役を狙う西前頭3枚目宇良(30=木瀬)が5日、都内の部屋での稽古後に取材に応じ、体重に関する持論を展開した。日本相撲協会が8月30日付で発表した身長、体重で、151キロを計測。目標としていた大台の150キロを突破し「やっとですね。だいぶ時間はかかりましたけど」と納得の表情だった。 大学在学中の20歳の時は65キロだったといい、10年かけて約90キロ増量した。目標体重に到達も「(大学の時が)一番元気に動けていた」と理想と現実の差があるようだ。身長は175センチで、秋場所(11日初日、東京・両国国技館)での幕内平均身長の183センチより低く、上位で戦うための増量だった。「まだ(体重に)慣れていない。この体重をしっかりキープしながら、動ける体にしたい」と調整はまだまだ続く。 増量のためにマクドナルドのダブルチーズバーガーを毎日のように食していたのは有名な話だ。しかし「(体重が)人とし
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