愛知県警は24日、約3年にわたりクリーニング店の代金を踏み倒していた名古屋市の母親(48)と長男(22)を逮捕したと発表した。親子は仕上がったシャツに「風合いが悪い」と因縁をつけ、まずは弁償として100万円を要求。断られると「だったら一生ただにしろ!」と恐喝。被害は約300回分、計約187万円分に及んでいた。“プロ級”の脅しテクニック 100万円がダメなら代金一生無料! 1枚のシャツをめぐり、むちゃくちゃな要求をしていた親子が捕まった。 県警に恐喝容疑で逮捕されたのは、名古屋市瑞穂区松栄町の無職、伊藤直美(48)と長男で同居の無職、銀次郎(22)の両容疑者。 瑞穂署の調べでは、コトの起こりは平成17年4月23日。親子は瑞穂区内のクリーニング取次店のクレーム担当の男性社員(52)ら2人を自宅に呼び出し、クリーニングに出していたシルクシャツの仕上がりに「風合いが悪い」とクレーム。弁償としていき