最終更新:2018/2/26 15:34 保育課の窓口で、担当者から入園内定の有無を聞く保護者=2月9日、東京都目黒区 認可保育園に入りたくても入れない「待機児童」の統計を初めて国が発表し、対策を始めたのは1995(平成7)年のことでした。ちょうど、共働き家庭が専業主婦家庭より多くなるという転換点を迎えた時期です。その後も待機児童は解消されず、平成時代の子育ては、保育園を探す「保活」で始まります。その保活に敗れた先には、人生設計を狂わされる人たちもいます。(朝日新聞記者・田渕紫織、中井なつみ)
静岡県に住む46歳の男性会社員は、2012年に「ペプシスペシャル」が発売されて以来、なんと、1・5リットル入りのペットボトルを毎日飲み続けていた。夏場にはペットボトル2本を空にしてしまうこともあったというから、まさに“トクホコーラ漬け”の日々を送っていたわけだが、 「週刊新潮の記事を読んで、えーっ! と衝撃を受けました。騙された、と。だって、あれを読めば確かに効果ゼロなんだって分かるじゃないですか。愕然としましたし、怒りもこみ上げてきた。すぐにサントリーに電話しましたが、消費者庁から許可をもらっているので問題ありません、という対応で、余計に腹が立ちました」 そう怒りをぶちまける彼は計算してみたという。一体この商品にいくらつぎ込んでしまったのかを。 「単純計算で36万5000円。驚きましたよ。そんなにお金をかけて毎日飲んで、脂肪の排出を増加させることも吸収を抑制する効果もないなんて悪質
北海道教育大函館校の准教授が、学生に対し不正に単位を認定していたことが分かり、学校側は、この准教授を停職6か月としました。 大学側の会見:「心からおわび申し上げます」 学生に不正に単位を認定したのは、北海道教育大函館校の50代准教授の男性です。 准教授は、過去に自分の授業を履修した学生2人に対し、自分が担当する授業をとれば、単位を認定する旨をほのめかし、4年前から2017年度にかけて、一度も授業を受けていないにも関わらず、それぞれ2科目4単位ずつ認定しました。 准教授は、「普段から努力している学生だったので認定した」と話しているということで、大学側は、3月23日付で停職6か月の懲戒処分としました。
1960年代半ばから90年代半ば頃まで、女子体操着として長く着用されてきた密着型ブルマー。「体形が丸見え」「下着同然」…。恥ずかしさと不満がよみがえる方も多いだろう。なぜ学校で採用され、約30年間も継続されてきたのか。そんな疑問に迫った関西大学社会学部の山本雄二教授の著書『ブルマーの謎』(青弓社)をひもとけば、進歩派と保守派のねじれた支持と、学校現場をとりまく“大人の事情”が見えてくる。(横山由紀子) ◇ ◆強いられた恥辱 密着型ブルマーは60年代半ば頃から中学校などで女子体操着として採用され始め、全国の学校に急速に普及していった。ただ、どんな経緯で取り入れられたのかは謎だった。 「誰も説明できないまま30年間も続いてきた。組織の力学が働いていると思ったのです」。山本教授は学生服メーカーなどへの取材や文献の調査を行い、教育学的、社会風俗的な見地からその謎に迫っている。 そもそも、
経済産業省や経団連、小売り、旅行などの業界団体でつくるプレミアムフライデー推進協議会は12日、初会合を開き、毎月末の金曜に消費活動を促す「プレミアムフライデー」を来年2月24日から実施すると決めた。買い物しやすいように従業員の終業時刻を早める取り組みも進めるという。 プレミアムフライデーは、各地のショッピングセンターや商店街などにイベントやキャンペーンを企画してもらい、買い物や外食、旅行など幅広い分野の消費を喚起するのがねらい。主導する経産省は広告費などとして、2016年度の補正予算に2億円を計上。協議会では今後、月末の金曜日は従業員が午後3時をめどに退社できるよう企業に働きかける方針だ。 イベントの導入で消費を盛り上げる動きはほかにも出ている。今年11月には、米国で慣例の商戦「ブラックフライデー」を日本の流通大手などが採り入れている。(栗林史子)
千葉大生集団乱暴 百田尚樹氏がツイッターで「在日外国人ではないか」とツイート 津田大介氏「この人のアカウントを削除すべき」 飲み会に参加していた女性を集団で乱暴したとして、強姦(ごうかん)致傷容疑で千葉大医学部の学生が逮捕された事件で、作家の百田尚樹氏(60)がツイッターに行った投稿がきっかけで波紋を呼んでいる。 百田氏は24日未明にツイッターに投稿した。 内容は、「千葉大医学部の学生の『集団レイプ事件』の犯人たちの名前を、県警が公表せず」と前置きし、「犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする。いずれにしても、凄腕の週刊誌記者たちなら、実名を暴くに違いないと思う」とツイートした。 これに対しかみついたのがジャーナリストの津田大介氏(43)。 津田氏は25日、「この人この種の発言懲りずに何度も繰り返してるし
訪日外国人旅行者の増加に伴い、日本の鉄道を利用する外国人も多くなった。そんな彼らにとって、初めて乗った日本の鉄道は、どんな印象なのだろうか? 新幹線のスピードに驚き、都会では頻繁にやってくる列車の時刻の正確さに感嘆する。その一方で、せっかく利用したのに、がっかりすることもあるという。そうした「期待はずれ」の声は、実は日本人にとっても、言われてみれば不便に感じたり、欠点だと思ったりしていることなのだ。 この記事の写真を見る ■新幹線の車窓は期待外れ? 1)富士山は見えるけど・・・ 東海道新幹線は「ゴールデンルート」と呼ばれ、外国人旅行者の利用も多い。それだけに、便利な乗り物との感想がある一方で、苦情や落胆の声も多く寄せられている。 まずは、車窓について。訪日外国人にとって、日本を代表する車窓と言えば富士山であろう。特に、新幹線から眺める富士山は定番中の定番である。下り列車であれば、三
■国道事務所「都合悪いので公表せず」 オープンから4日で6カ月を迎えた全国最大のバスターミナル「バスタ新宿」(東京)の開設後、緩和が期待されていた近隣の国道20号の渋滞が、平日の上りでは逆に悪化していたことが分かった。調査を5月に実施した国土交通省・東京国道事務所は、「渋滞が緩和した」とする結果が得られた休日分のみを公表していた。同事務所は「都合が悪かったので平日分は公表しなかった」と説明。今月中に再検証を行う方針を示している。 バスタ新宿は新宿駅周辺に散在していた高速バス停を集約して4月に誕生し、JR新宿駅新南口と直結した。施設の目の前には国道20号が走り、1日最大1600台のバスが発着する。 オープン前は午後8時台をピークに、最大16台のタクシーがタクシー乗り場を先頭に行列して走行車線にはみ出し、渋滞を引き起こしていたという。だが、渋滞発生の原因となっていたこのタクシー乗り場をバ
ぐったりするような暑さが続く県内だが、東武動物公園(埼玉県宮代町)では8月中、恒例の「夏メニュー」が用意されている。動物だけでなく見物客の目を楽しませて涼感を呼ぶイベントだが、語呂の巧みさもあってアピール抜群なのが「冷やしタヌキ」だ。 タヌキが暑さに弱いかどうかは、実は定かではないと同園。ただ、強い日差しが好きというわけでもないらしい。 それでも日本産動物舎で飼育されている5頭のタヌキは特別待遇だ。氷柱が詰められたタライを設置。氷柱の中にはタヌキの好物の馬肉や果物が入っている。タヌキは好物目当てに氷をなめて溶かす。これが「冷やしタヌキ」だ。 ほかにも、ワオキツネザルに水を凍らせた湯たんぽ(氷枕)を用意し、抱く様子を眺めるのが「冷やしキツネ(ザル)」。氷の上に餌を用意して、食べる様子が見られる「冷やしライオン」「氷のトラ」、プールの中のヒグマを小豆に見立てる「埼玉名物アイスひぐま」など
明石家さんま(61)が6日に放送された大阪・毎日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演。1985年4月にスタートした長寿番組「さんまのまんま」(カンテレ土曜後1・56、フジテレビ日曜後1・00)が9月24日をもってレギュラー放送を終了することに初言及した。 【写真】29年ぶりに集合した1986年のドラマ「男女7人夏物語」のメンバー さんまは「ぶっちゃけた話をしますと、もう制作費が出ないんですね。今の放送局は不景気だから、申し訳ないでしょ、オレ、ギャラが高いねんな。頑張って下げたりもしたんですけども、もう下げ切れずという感じですね。(放送日時が)昼間の土曜日で、そんなに制作費が出ないところを頑張っていただいていたんですけども。他の番組のこともあるから、こっちもそう下げてやるわけにもいかず。最近のテレビはね、とうとう制作費がオレに追い付かず」と“裏事情”を明かした。
近年、女子部員の数は増えてきた。女子プロ野球も発足し、硬式野球に取り組む土壌は確実に形成されてきた。今回、大分の女子マネジャーがグラウンドで練習補助を行い、大会関係者に制止された一件。日本高野連は安全面の配慮と説明したが、その裁定に納得できる部分はある。 【写真】ユニホーム姿で髪をかきあげる…表情は普通の女子高生 それは硬球が一歩間違えば生命を奪う“凶器”となりえるから。高校時代、チームメートが練習試合で右目に打球を受け、視力が著しく低下した。一塁手で左打者が痛烈に引っ張った打球が捕球目前でイレギュラーしたことが原因だった。すぐに救急搬送され、処置を受けたが、チームメートは野球をあきらめざるを得なかった。 過去には打撃投手が痛烈なピッチャーライナーを受け、帰らぬ人となったケースもある。日本高野連はその都度、ヘッドギアや打撃投手用の防具を導入するよう推奨してきた。打球速度を抑えるために、
糖質制限ダイエットがブームとなっている影響で、飲食店での“ライス残し”が多発している。自身のダイエットのため、という言い分はわからなくもないが、注文しておきながらもライスを残す客の多さに飲食店の従業員は困惑している。 「最近のダイエットブームの影響なのか、ライスを注文しても当然のように残して帰るお客様が増えています。わたしたちの世代は『米粒を残したら、目が潰れる』と家庭で厳しくしつけられただけに、どうしても簡単にライスを残してしまうお客様には困惑していますね。そのまま残飯にしてしまうのは心が痛むので、最初からライス抜きで注文してほしいです」(40代・男性従業員) 「米粒を残したら、目が潰れる」という言い伝えが日本にあるように、食が豊かでない時代には米は貴重なものだった。しかし、食に不自由しない豊かな時代となった昨今では、こうした“ライス残し”は当たり前のこととして多発している。 昨年
ここ数年、スーパーなどでも見かけることが増えた「水素水」。中には普通のミネラルウオーターの3倍以上の値段で売られているものもある。医薬品ではないので効果・効能の表示はできないが、何らかの健康効果を期待して購入する人が多いようだ。実は「水素水」は、かつて別の名前で売られていた。なぜ今、水素が注目されているのだろうか。(平沢裕子) 現在の水素ブームは、平成19年に日本医科大の太田成男教授(細胞生物学)の研究チームが「水素ガスが有害な活性酸素を効率よく除去する」とする論文を「ネイチャー・メディシン」(電子版)に発表したことがきっかけとされる。 活性酸素は、細胞や遺伝子を傷付け、がんや多くの生活習慣病を引き起こす元凶とされるだけに、ラットでの研究とはいえ、水素ガスの効能に注目が集まった。この論文の発表が報じられて以降、水素ガスを発生させて水素水を作る機器や水素を含むサプリメント、化粧品など水素
◇岐阜・池田町の30歳女性主事 フェイスブックに 停職期間中に不適切な内容をフェイスブックに投稿したとして、岐阜県池田町は2日、同町民生部住民課の女性主事(30)を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反に当たるとして懲戒免職にした。免職処分について、田口貴弘総務部長は「反省すべき停職期間中に町の信頼を損なう行為をした責任を重くとらえた。反省の様子もみられず妥当な処分」と話している。 町によると、元主事は勤務時間外に名古屋市で接客の仕事に従事し、300万円程度の報酬を得たとして昨年11月、停職6カ月の懲戒処分を受けた。その直後、自身のフェイスブックに旅行先で食べたカニの写真や「ママ友と海鮮ざんまい」とのコメントを投稿。住民から町に「停職中なのに不謹慎」との批判が寄せられた。 上司が注意したが、元主事は今年3月、旅行先の奈良県で食事した時の様子をフェイスブックに投稿。肉や野菜の写真ととも
ファストフードなど外食チェーンの店舗内で、夕方から酒とつまみを販売する「ちょい飲み」サービスが広がっている。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が、東京・高田馬場でビールやワインなどの酒を楽しめる新業態店舗を4月1日にオープンするほか、コーヒーチェーン大手、スターバックスコーヒージャパンは東京・丸の内に食事や酒などを提供する店舗を3月30日に開店する。牛丼チェーン「吉野家」やラーメンチェーン「日高屋」といった先行組は、低価格でお酒が楽しめるとあって、サラリーマンを中心に人気は高い。景気の先行き不透明感は強まっているだけに、ちょい飲み市場は今後、さらに拡大しそうだ。 日本KFCが展開する新業態は、昼間は通常のメニューに加え、こだわりのコーヒーやスイーツなどを提供し、午後5時からはアルコールが楽しめる。国内外から取りそろえた地ビールやワインのほか、サントリー酒類と共同開発したハイボー
【AFP=時事】米国の銃器業界が、わずか6歳の子どもを対象としたカラフルな銃を販売し、親たちにもわが子が幼いうちに銃を与えようと呼び掛けているとの報告書が18日、発表された。 【図解】米国で販売される子供向け銃 銃による暴力の撲滅を目指す米非営利団体「バイオレンス・ポリシー・センター(Violence Policy Center)」がまとめた報告書は、米銃器業界が新たな市場として幼い子どもたちに狙いを定めていると主張。その理由として、これまで顧客の主力だった白人男性の高齢化が進んでいるためだと説明している。 報告書では、子ども向け銃市場開拓の「積極的な努力」として、子どもでも扱いやすいようプラスチック製のパーツで軽量化を図ったり、子どもの目を引くカラフルな色の銃を取りそろえたりしている事例を紹介している。女児向けにピンク色の銃もあるという。 報告書はまた、銃器業界やロビー団体の目的は
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