インド映画史上最大規模のSFアクションファンタジー プラバース主演の超大作『カルキ 2898-AD』の公開が間近に迫りました。本作のユニークさは、巨額の資金を注ぎ込んだディストピアSFアクションであるだけでなく、ヒンドゥー教の神話を絡めた複雑なプロットを持つことにあります。 ディストピア化した未来世界でニヒルに生きる賞金稼ぎプラバース BC(紀元前)3102年に起きたとされる、古代インドの神話上の最終戦争クルクシェートラの戦い。両軍の死闘は終盤に至り、武士道に反するさまざまな奸計や反則が横行し、モラルは地に落ちます。中でも特に重篤な違反行為をした戦士アシュヴァッターマンには、クリシュナ(最高神ヴィシュヌ神の化身)により不死の呪いがかけられます。