フィリピン政府は南シナ海のスカボロー礁の周辺で、中国の艦船およそ10隻が集まり、この中に土砂を掘... フィリピン政府は南シナ海のスカボロー礁の周辺で、中国の艦船およそ10隻が集まり、この中に土砂を掘削するしゅんせつ船のような船も確認されたことから、中国が埋め立ての準備を進めている可能性があるとして警戒を強めています。 この中には中国海警局の船4隻のほか、軍艦と見られる船2隻、さらに土砂を掘削するしゅんせつ船のような船も確認されたということです。 スカボロー礁をめぐっては、2012年に中国が大量の艦船を派遣して実効支配を始め、その後、周辺の海域に艦船を常駐させ、フィリピンなどの船を近づかせないようにしていますが、これまで埋め立ては行われていません。 フィリピン政府としては、今回、集まった艦船の数がこれまでと比べて多いことや、中国が南沙(スプラトリー)諸島で埋め立てを行った際にも、直前に同じような動きがあったことなどから、中国側に説明を求めているということです。 スカボロー礁の周辺では、ことし
2016/09/06 リンク