万引きをしたとして逮捕・書類送検された高齢者が20年前の約10倍に増えていることを受け、警視庁は... 万引きをしたとして逮捕・書類送検された高齢者が20年前の約10倍に増えていることを受け、警視庁は、初犯の高齢者らに、地域社会でのボランティアやレクリエーションに参加してもらう全国初の取り組みを9月から始める。社会とのつながりを取り戻し、生きがいを見つけてもらうことで再犯を思いとどまらせる狙い。1年後をめどに効果を検証する。 生活安全総務課によると、東京都内で万引き容疑で逮捕・書類送検された65歳以上の高齢者は、2009年は3110人で、全体の21%を占めた。1989年は266人、3%で約10年間は横ばいだった。その後、増加傾向となり、2003年に初めて1割を超え、07年には2割を上回った。 今回の取り組みは、50歳以上の男女100人が対象で、常習・悪質として逮捕された人は除く。希望者には、自治会などが行うごみ拾いや落書き消し、防犯パトロールなどのボランティア、カラオケや入浴などのレクリ
2010/08/23 リンク