「Canucks Anonymous」エントリ紹介シリーズの4回目。今日は5/20エントリ。 IS-LM解説 このエントリの目... 「Canucks Anonymous」エントリ紹介シリーズの4回目。今日は5/20エントリ。 IS-LM解説 このエントリの目的は、私の理解している形でIS-LMモデルを説明することにある。それと共に、以降のエントリで予定している私とNick Roweの貨幣理論のミクロの基礎に関する考え方の違いを説明するに当たっての前振りも兼ねている。IS-LMモデルは、経済において所得と実質金利がいかに同時決定されるかを示すモデルである。モデルは本当の意味では動学的ではないので、ここでは今日と明日の2期間のみを論じることにする(ここで言う明日は、将来のいつか、多分来年、といったところである)。政府支出は無視するので、財政刺激に関しては論じない。 IS曲線 IS曲線は、実質投資需要と実質貯蓄需要を均等化する実質所得Yと実質金利rのすべての組み合わせからなる。Yを横軸、rを縦軸に取った場合、IS曲線は右下が
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