あいた時間に数時間、単発で働く「スポットワーク」。多くの場合、仲介会社が運営するスマホアプリで利... あいた時間に数時間、単発で働く「スポットワーク」。多くの場合、仲介会社が運営するスマホアプリで利用者と企業がマッチングすれば、履歴書や選考なしに働ける。 その利便性から利用者は拡大しているが、それに伴い利用者と企業とのトラブルも目立つようになった。本稿ではスポットワークでどのようなトラブルが起こりうるのか、事例をもとに社会保険労務士の木村政美氏が解説していく。 金欠を解消するために、スポットワークを開始 A谷さん(28歳、仮名=以下同)は、大学卒業後機械メーカーで商品管理の仕事をしていたが今年7月末で退職し、9月から新しい会社に勤めることになった。 8月上旬の日曜日、A谷さんは大学時代の友人であるB上さん(28歳)と3年振りに会い、待ち合わせ場所の近所にある居酒屋に入った。 生ビールで乾杯の後、B上さんが尋ねた。 「A谷君、相変わらず仕事忙しいの?」 「会社ね、残業ばっかりだから嫌になって
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