※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 今年3月に卒業する中学... ※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 今年3月に卒業する中学生・高校生は、コロナ禍が始まってから今の学校に入学した世代である。学校生活の大半をマスクで過ごし、自分の素顔を見せず、友達の素顔を見ないまま卒業することになる。さらに小学生以下の世代は、そもそもマスクをしない日常生活の記憶すら、ほとんどないかもしれない。 そうなると、マスクを外していいよと言われても、外すのは恥ずかしい、マスクをしている方が心地よい、と感じる子供たちも多いだろう。また、食事中に人と会話をしたり、声をかけ合ってチームプレーをしたりする経験も、上の世代より少ないはずである。 今後、それより下の世代がノーマスクの学校生活に戻るならば、現在の小中高校生の世代だけが、他の世代と比べてコミュニケーションに困難を抱える割合が極端に高い、といった事態が起きてもおかしくない。 私たち大人は、これ
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