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からだ自身にがんを治療させる細胞医薬の開発に世界で初めて成功し、新しいがんの治療法として提唱した... からだ自身にがんを治療させる細胞医薬の開発に世界で初めて成功し、新しいがんの治療法として提唱したのが九州大学大学院工学研究院の研究グループだ。メンバーのひとりである新居輝樹助教に注目の治療法「マックトリガー」について話を聞いた。 「薬ではなく、あくまで〝引き金〟です。我々が開発した細胞医薬は、がん組織にたどり着くと、がん組織に傷をつけます。その傷によりがん組織に炎症が起きて、私たちの身体にある様々な免疫組織ががんを異物と捉え、排除を試みるというメカニズムです」 通常、がんは正常な細胞から発生するため、免疫細胞にとっては「異物」と認識しにくい。そのため、免疫細胞からの攻撃を受けることなく成長してしまう。 がんを炎症組織に変化させるために着目したのは、我々の身体にあるマクロファージの性質だ。 「マクロファージはがんに集まる性質があります。そして、マクロファージは、環境によって姿を変える。そのユ
2025/05/03 リンク