「カーボンフットプリント」と呼ばれる環境関連の表示制度が今秋にも日本でスタートする。これは、商品... 「カーボンフットプリント」と呼ばれる環境関連の表示制度が今秋にも日本でスタートする。これは、商品やサービスについて、原材料調達から生産、使用、廃棄までのライフサイクル全般で排出される温室効果ガスを二酸化炭素(CO2)量に換算し、「CO2100グラム」のように数値で表示するものだ。経済産業省の試行事業だが、国際基準策定議論で日本に有利な基準づくりをリードしたいとの思惑もあり、普及に必死になっている。 カーボンフットプリント制度は、商品種別ごとに温室効果ガスの排出量の算定基準を策定し、どの企業が表示する場合も同じ算定基準を利用する。これまで日本では企業独自の基準が乱立していたが、これによって比較が容易になる。 消費者はより環境負荷が少ない商品を簡単に選択できるようになるため、ありがたい制度といえそうだ。現在、洗剤、精米、清涼飲料など39種類の商品の算定基準を策定中で、早ければこの秋にもカーボン
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