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山下裕明さん(仮名・46歳)は、妻に不倫の疑いをかけられていたことがある。当時は、毎日のように深夜... 山下裕明さん(仮名・46歳)は、妻に不倫の疑いをかけられていたことがある。当時は、毎日のように深夜残業で帰宅が遅かったのだ。 「だから、残業なんだってば」 「絶対、嘘!」 まだ携帯電話が出回っていない頃だったので、自宅の電話機をナンバーディスプレイのある機種に買い替えた。仕事が終わると、会社から「帰るコール」をかける。会社の電話番号が表示されると妻は納得し、機嫌よく出迎えてくれた。 ところが、「ノー残業」のお達しが出てからは毎夜、早々と帰宅するようになった。毎月の残業時間数は評価に反映されるため、どんなに忙しい時期もそうそう居残れない。 このままでは教育費が払えない、と肩を落とす妻。結局、彼女が働きに出ることになった。毎日夕方、子どもを塾に送り届けたあと、近所のスポーツクラブへ出勤する。受付事務のバイトだが、収入は週4日で月8万円ほど。失った残業代6万円を上回る額である。 とはいえ、食事の
2009/08/28 リンク