ITの世界でオブザーバビリティが重要視されるようになった背景とは アマゾンウェブサービスジャパン合同... ITの世界でオブザーバビリティが重要視されるようになった背景とは アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 デベロッパーリレーションズ シニアデベロッパーアドボケイト 山口 能迪氏 近年注目されている「オブザーバビリティ(可観測性)」とは。もともとは現代制御理論およびシステム理論の創始者となるルドルフ・エミル・カルマン氏が定義した言葉だ。まだロボット制御を模索していた1960年代にカルマン氏が「システムがその出力から内部状態を推測できる状態」になっていることを「オブザーバビリティがある状態」だと定義したのがはじまりだ。 オブザーバビリティ(可観測性)とは 時代が流れ、2013年ごろからIT業界で「システムの運用の判断に必要なデータが取得できる状態」という意味で転用されるようになった。山口氏は「あくまでもオブザーバビリティとはシステムの性質や特性」と指摘する。モニタリングと混同されがちだが、オ
記事へのコメント0件
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています