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美しい海岸の砂丘のシーンからこのサイコ・サスペンスは始まる。 自分の名前も思い出せない男・間宮(萩... 美しい海岸の砂丘のシーンからこのサイコ・サスペンスは始まる。 自分の名前も思い出せない男・間宮(萩原聖人)は、そこで一つ目の殺人教唆を犯す。 それは、医大の精神科の学生だった間宮が、催眠術を使って人々の心の奥に潜む狂気を呼び覚まし、 潜在的願望を開放して<CURE/癒し>するという行為だった。 その猟奇殺人犯を追う刑事の高部(役所広司)は、事件を追っていくうちに、自らが抱える不満を表出していき、 皮肉にも癒されていく。高部には、精神を病んだ妻がいたのだ。 もちろん高部は妻を愛していたが、心の底では、疎ましくも感じていたのだ・・・。 誰にでもある潜在的不満。現代のストレス社会にあって、それは否定できない事実である。 誰もが心に満たされぬ思い、癒されぬ自分を抱えている。 そんな心の隙間にスルリと入り込み、眠らせていた怒りや黒々とした得体の知れぬ怒りを解き放つ。 観る者をぐいぐい引き込んでいく緊
2009/01/05 リンク