メガバンクの方向転換 みずほ銀行は、人手をかけて住宅ローンの規模拡大を目指す戦略を見直すことが報じ... メガバンクの方向転換 みずほ銀行は、人手をかけて住宅ローンの規模拡大を目指す戦略を見直すことが報じられている。人員をより成長が見込める資産運用のアドバイザーなどに振り向けて、収益力の強化を目指す方針とのことである。 同行の住宅ローン残高は2015年3月に10兆円超だったが、2022年9月時点で7兆7,000億円まで減少していた模様である。今回の見直しによって新規の貸し出しはさらに減り、住宅ローン事業は縮小することが見込まれる。 こうした動きは、みずほ銀行のおかれた固有の経営課題に主因とする面もあるが、住宅ローンの成熟した商品性に起因していることも見逃すことはできない。 住宅ローンの変質 かつては、個人向け金融サービスにおいて花形商品と考えられていた住宅ローンは、最近では既存金融機関、特に店舗ネットワークを販売の中心とする銀行にとって取り扱いに悩む商品となりつつある。 古き良き時代の住宅ロー
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