昨年10月、反戦ストライキ名目で京都大吉田キャンパス(京都市左京区)の教室棟の入り口をふさいで授... 昨年10月、反戦ストライキ名目で京都大吉田キャンパス(京都市左京区)の教室棟の入り口をふさいで授業を妨害したとして、威力業務妨害容疑で逮捕された、中核派全学連の学生ら6容疑者の勾留理由開示手続きが14日、京都簡裁であった。手続きを傍聴しようと、裁判所には中核派関係者ら約70人が詰めかけた。さらに、傍聴人が法廷内で大声での訴えや拍手を続けるなどし、裁判官が異例の「全員退廷」を命じるなど、現場は一時、騒然とした。 手続きは3容疑者ずつ、2回にわたって行われた。 午後1時、同容疑で逮捕された、全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真(いくま)容疑者(27)ら3人の手続きは、約40人が傍聴。開廷とともに、傍聴席からは「今すぐ釈放しろ」「裁判官忌避」などと大声があがった。上垣猛裁判官が「静かにしなさい。退廷を命じますよ」と警告したが、収まらず、傍聴人が「全員退廷」を命じられる異例の事態となった。 退廷命令
2016/03/15 リンク