注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
先日、図書館で『紀伊山中の日本狼(復刻版)』という本を見かけた。 奥付をみると、平成9年6月15日に限... 先日、図書館で『紀伊山中の日本狼(復刻版)』という本を見かけた。 奥付をみると、平成9年6月15日に限定60部発行された本のようだ。著者は村上和潔という人で、この人が平成の始めに刊行した限定40部の本を復刻したものらしい。発行者は「紀州野生動物調査研究会 代表 久喜正二」「奈良県野生生物保護委員会 代表 中尾敏夫」両氏の連名となっている。 この本をぱらぱらとめくっていると、「外国産狼の導入に反対する申し入れ」という一文が目に留まった。これは、日本オオカミ協会会長丸山直樹氏あての文書で、筆者はニホンオオカミ研究会代表中尾敏夫氏、つまりこの本の出版者のうちの一人だ。平成8年3月11日付けの文書なので、おそらく元版には掲載されていなかったのだろうと思われる。 これがなかなか面白い文章だったので、少し紹介しよう。 明治38年以来絶滅をしたといわれて90余年。 21世紀になんなんとする平成の時代に、
2010/11/22 リンク