本土と沖縄や奄美大島を結ぶフェリーは、LCCの台頭により、いまや鹿児島発着を残すのみに。全区間で所要... 本土と沖縄や奄美大島を結ぶフェリーは、LCCの台頭により、いまや鹿児島発着を残すのみに。全区間で所要25時間にも及びますが、「ならでは」の需要に支えられています。 まだまだ大きい、奄美群島への離島航路という役割 本州から沖縄や奄美大島への旅は、いまや飛行機が一般的。成田空港や関西空港から、那覇や奄美大島へLCCが就航しており、運賃は片道1万円を切ることも普通です。以前はフェリーが「安く行ける」手段として認知されていましたが、LCCの前では価格の優位性を打ち出せず、2014(平成26)年には東京、2017(平成29)年には大阪と奄美・沖縄を結ぶ航路が相次いで旅客営業を休止。それぞれ、需要が堅調な貨物航路として再出発しています。 与論港に入るマルエーフェリー「フェリーあけぼの」(石川大輔撮影)。 こうしたなかで、本土と沖縄を結ぶ唯一の旅客航路となったのが、鹿児島と奄美大島、徳之島、沖永良部島、
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