気温の低い日も増え冬支度は進む。わが家でも年賀状を買った。 作家・池波正太郎さんは、千枚近くの年賀... 気温の低い日も増え冬支度は進む。わが家でも年賀状を買った。 作家・池波正太郎さんは、千枚近くの年賀状を、初夏の頃から少しずつ書き進めていたとか。<誠意をこめてつくらなくてはいけない>と、『男の作法』で説いている。 年賀状離れが目立つ昨今、誠意をこめて“LINE”や“スマホ・メール”を打ち込む方たちもいらっしゃるかも知れないが。 十数年前の年末、職場の大掃除で「これもついでに投げておいて下さい」と言う者がいた。その言葉の意味が理解できなかったことを思い出す。その人は北海道出身の方で、地元では「捨てる」ことを「投げる」と言うそうなのだ。 なにかで読んだが、放送局などの隠語に「ワラう」があるとか。片づけることを指すそうだ。「そこの火鉢、ワラってくれ」とディレクターに命じられた新米の局員が、「ハハハ」と火鉢に笑いかけた話があるとかないとか。 去りゆく一年も顧みて笑えるのであれば、物事はすでに片づい
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