スマホは“快眠の敵”である 21世紀になったら、ドラえもんの秘密道具のいくつかはテクノロジーとして実現... スマホは“快眠の敵”である 21世紀になったら、ドラえもんの秘密道具のいくつかはテクノロジーとして実現しているはず――昭和の子どもたちは、未来にそんな期待を抱いていました。でも現実の21世紀は、みんながスマホを握りしめて、動画や文字情報を追いかけるばかり。ちょっと残念ですね。 スマホ依存は睡眠の問題にも直結しています。イギリスの若者1043人を対象とした大規模調査では、なんと38.9%もの人がスマホ依存症と判明。その6割以上が睡眠不足を訴え、睡眠の質が悪いと答えました(Sohn SY et al., 2021)。なかなか入眠しにくく、長時間眠り続けることができないため、日中も疲れた状態に。寝る時間が後ろにずれやすく、なかなか眠りにつけません。睡眠の質は下がり、持続時間も短くなってしまいます。 「紙の本」が最もいい 網膜でキャッチされた情報は中枢時計の視交叉上核しこうさじょうかくに届き、メラ
2025/05/16 リンク