日本製鉄による米USスチールの買収計画をめぐり、日鉄がジョー・バイデン前大統領を訴えた裁判は、2月3... 日本製鉄による米USスチールの買収計画をめぐり、日鉄がジョー・バイデン前大統領を訴えた裁判は、2月3日から書面でのやりとりが始まった。早稲田大学公共政策研究所の渡瀬裕哉さんは「日本側にはドナルド・トランプ新大統領の政治決断に期待する声もあるが、極めて難しい状況だ。しかし、トランプ政権にとって『魅力的な提案』ができれば、可能性はゼロではない」という――。 筆者が現地で感じた「トランプ新政権」の空気感 筆者はトランプ大統領就任後のアメリカの空気感を探るため、1月末から2月頭までの間ワシントンD.C.に渡米し、共和党保守派やMAGA(Make America Great Again=米国を再び偉大に)系のシンクタンクや団体などを訪ねてまわった。 その際、D.C.での訪問先は私が日本人であることは先刻承知であるため、最初の話題は日本製鉄によるUSスチール買収問題となることが多い。ただし、日本製鉄に
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