少なくとも日本に関しては、ウォーレン・バフェットの投資戦略は「遅れてもやらないよりはまし」という... 少なくとも日本に関しては、ウォーレン・バフェットの投資戦略は「遅れてもやらないよりはまし」というタイプのもののようだ。 「オマハの賢人」がアジア2位の経済大国の株式をついに買うことにしたのは、彼が本格的に投資を始めてからおよそ60年後のことだった。バフェットは以前にも日本株の購入を検討したことがあったものの、自身が率いるバークシャー・ハサウェイは見送っていた。それが変わったのは2019年のことである。 世界で最も高名なバリュー投資家が、日本の総合商社5社、伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事に大きな投資をしたことは、日本の企業経営者らにとっても驚きだった。100年以上の歴史を持つこれらの老舗商社は、グローバル投資家のレーダーにほとんど映っていなかったからだ。 バークシャーが5社の株式のおよそ5%を保有していることが明らかになったのは、新型コロナウイルス禍が世界経済に大きな打撃を与
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