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スイスのとある山村で、極めて珍しいことに20世紀になってから誕生した新種の植物が見つかった。たかだ... スイスのとある山村で、極めて珍しいことに20世紀になってから誕生した新種の植物が見つかった。たかだか100年でどのように新種が生まれ、そして生き残るのか。フィールドでの観察からゲノム解読まで、さまざまな手法を駆使して進化の謎に挑むスイス・チューリッヒ大学の清水健太郎さんの研究室に行ってみた!(文・写真=川端裕人) 「生物の遺伝子は、多くても数万個くらい。それらをどうやりくりして何百万種もの多様な生き物が生まれてきたのか知りたい。いつも、そういう思いが心の中にあります」と清水さんは究極の目標を口にする。 地球上の生き物が持っている遺伝子は、バクテリアなら数千個。ヒトだろうが、他の動物だろうが、植物だろうが、真核生物では2万個程度で変わらない。ありとあらゆる生き物を貫く共通性と、そこから導かれる多様性。それを理解しようと思ったら、古くからの枠組に留まっていられない。今、生物学は大きく変わろうと
2015/03/14 リンク