つくづく人生とは分からないものだ。 入団7年目、西武ライオンズの左腕・宮田和希が5月31日に初勝利を挙... つくづく人生とは分からないものだ。 入団7年目、西武ライオンズの左腕・宮田和希が5月31日に初勝利を挙げた。 専門学校出身の彼がプロで勝利を挙げるなど、誰も想像していなかったに違いない。ヒーローインタビューでの「長かったです」というコメントには、実感がこもっていた。 ADVERTISEMENT 思い返すのは、宮田の福泉高時代のことだ。 '06年夏の大阪府予選。同年はPL学園にエースで4番の前田健太(現・広島)がおり、大阪桐蔭には2年生スラッガー中田翔(現・日本ハム)、そして、公立の星として注目されていたのが後にヤクルト入りする城東工のエース・山田弘喜だった。自身の投げるスライダーを「ダイナマイトスライダー」と命名し、にわかに話題になっていた。 そんな中、部員数がそう多くはなかった福泉高のエースだった宮田は、高3夏の初戦で城東工業と対戦。結果は0-7の8回コールド負け。それも、相手エースの山
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