国会では去年10月以来、およそ半年ぶりに石破総理大臣と野党党首による党首討論が行われました。アメリカ・トランプ政権の関税措置をめぐり、立憲民主党の野田代表が日本の交渉体制が不十分だと指摘したのに対し、石破総理大臣は関係省庁で最善を期しているとする一方、必要に応じて体制を強化する考えを示しました。 立憲民主党の野田代表は、先の赤澤経済再生担当大臣とトランプ大統領の会談について「赤い帽子をかぶって一緒に写真を撮って喜んでいる様子は一線を越えている。朝貢外交をやっているように見えてしまったのは非常にマイナスだ」とただしました。 これに対し石破総理大臣は「大統領が出てきたのは、日本を一番重視して、頼りにしているということだと思っている。日米が共同でやることでいかに世界に利益をもたらすかという話をしていかなければならない。国益全体で考えた時に赤澤大臣として可能な限りの対応をした」と述べました。 また