ドナルド・トランプ米大統領(左)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2025年2月19日作成)。(c)ROBERTO SCHMIDT and Tetiana DZHAFAROVA/various sources/AF 【5月1日 AFP】米国とウクライナは4月30日、鉱物協定に署名した。ドナルド・トランプ政権は協定について、軍事支援終了後のウクライナへの米国の新たな関与の形となるとしている。 ウクライナは、長い交渉の末に重要な利益を確保したと歓迎。協定では、新技術に不可欠で、ほぼ未開発のレアアース(希土類)に対するウクライナの完全な主権がうたわれている。 トランプ大統領は当初、ロシアが3年余り前にウクライナへの侵攻を開始したのを受けてジョー・バイデン前政権下で供与された軍事支援数十億ドルの補償として、ウクライナの鉱物資源の権益を要求していた。 当初は乗り気ではなかったウクライ