南米アルゼンチンで19日、大統領選の決選投票が行われ、極右の独立候補ハビエル・ミレイ氏(53)の勝利が確実となった。与党・ペロン党の対立候補、セルヒオ・マサ経済相は、ミレイ氏に電話で敗北を伝えた。 アメリカのドナルド・トランプ前大統領は、ミレイ氏の勝利を歓迎。自身のスローガンである「アメリカを再び偉大にする」にかけ、ミレイ氏は「アルゼンチンを再び偉大にする」と述べた。
(CNN) 南米アルゼンチンで19日、大統領選の決選投票が行われ、左派セルヒオ・マッサ氏が選挙結果の公式発表前に敗北を認め、極右の自由主義者ハビエル・ミレイ氏が勝利した。 マッサ氏は短い演説で「ミレイ氏が今後4年間の大統領に選ばれた」と述べ、すでにミレイ氏に対して祝意を伝える電話をしたと明らかにした。 エスタブリッシュメント(既得権益層)を批判する選挙戦を繰り広げたミレイ氏が大統領選に勝利したことで、世界有数のインフレに悩むアルゼンチンは右傾化の道を進むとみられる。 ミレイ氏とマッサ氏はアルゼンチンに対して根本的に異なるビジョンを掲げており、世論調査ではここ数週間、両者の数字は拮抗(きっこう)していた。 ミレイ氏は自身を「無政府主義の資本主義者」と呼び、政府支出を大幅に削減する計画の象徴として集会でチェーンソーを振り回すなど、派手な選挙戦で支持を増やした。ミレイ氏は主要な政策として、自国通
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