セサミストリートが一時窮地 政府拠出中止、ネトフリが救済 時事通信 外信部2025年05月25日19時02分配信 セサミストリートのキャラクターたち=2012年5月、ニューヨーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米公共放送(PBS)などで放送されている人気教育番組「セサミストリート」が一時、存続の危機に立たされた。制作の資金源となる配信契約が難航する中、トランプ大統領による資金拠出中止が追い打ちをかけた。動画配信大手ネットフリックスが救いの手を差し伸べ、無料放送の継続が決まったが、政権の姿勢が子どもの教育機会にも影響を及ぼすことが浮き彫りになった。 日本でも「火垂るの墓」配信 世界で反響、待望の声受け―米ネトフリ 「全米の子どもたちは大好きなセサミストリートを引き続き無料で視聴できる」。制作に当たるNPOのウェスティン最高経営責任者(CEO)の声明には、安堵(あんど)感がにじんでいた。