11日の東京外国為替市場、関税をめぐるアメリカと中国との対立が激しさを増し、アメリカの景気減速への懸念が強まったことからドルを売って円を買う動きが強まり、円相場はおよそ半年ぶりに1ドル=142円台まで値上がりしました。 11日の東京外国為替市場はアメリカと中国の関税をめぐる対立が激しさを増す中で円高ドル安が進み、円相場は午前中におよそ半年ぶりに1ドル=142円台まで値上がりしました。 さらに夕方になって中国政府がアメリカからの輸入品に合わせて125%の追加関税を課すという対抗措置を発表したことでドルを売って円を買う動きが一段と強まり、1ドル=142円台前半まで円高ドル安が進みました。 午後5時時点の円相場は、10日と比べて3円43銭円高ドル安の1ドル=142円83~85銭となっています。 一方ユーロに対しては、1円3銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円30~34銭でした。 ユーロはドルに対し