一連の野球賭博問題で失墜した信用回復を目指している球界で、またもや不祥事が発覚した。西武は11日、球団営業部門の男性社員(30)が大麻取締法違反(輸入)容疑で4月4日に警視庁に逮捕されたと発表した。すでに起訴され、今月6日に保釈されて自宅待機中という。 この日、チームの遠征先の仙台・コボスタ宮城で会見した居郷肇球団社長は「球界の信頼回復のためにみんなが一生懸命やってくれていた中で起きてしまったことは本当に残念でしようがない。再発防止、さらなる教化をして信頼回復に努めていきたい」と話し、謝罪した。 球団によると、成田空港の税関が米国から送られた同社員宛ての郵便物から見つけた。今後は社内規定に則り処分を下す方針という。 同社員は今年1月に球団職員として入社したばかり。昨年まではNHKニューヨークで大リーグ中継ディレクターとして働いていた。この経験を生かし、2月の宮崎・南郷キャンプでは練習の動画