現役時代から一変 西武・辻監督“ミスを責めない指導”が生んだ10年ぶりV
雄星“2段”騒動、59年ぶり13連勝、鳥襲撃…西武の2017年10大ニュース 2017.12.29 2021.02.06 Twitter Facebook LINEにおくる Bookmark 6月には森慎二投手コーチが急逝する訃報も 辻発彦監督が新監督に就任した2017年の西武。夏場に怒涛の13連勝を記録するなど、79勝61敗3分と貯金18を生む成績を残し、4年ぶりにAクラス入りを果たした。日本一になったソフトバンクとは13.5ゲーム差をつけられ、クライマックスシリーズでは楽天に敗れたものの、若手選手の台頭が目立ち、来季以降に期待を抱かせる1年になった。そんな西武の2017年を10個のニュースと共に振り返ってみたい。 ○雄星の2段モーション騒動 エースの菊池が夏場の球界を騒がせた。8月17日楽天戦で2球連続で反則投球を宣告され、翌週の24日ソフトバンク戦では、その日投じた初球でいきなり反則
人的補償に驚きの声 西武は18日、FAで巨人に移籍した野上亮磨の人的補償として高木勇人の獲得を発表した。 2014年のドラフト3位でプロ入りした右腕は、1年目の3・4月にいきなり月間MVPを獲得するなど大活躍。後半はやや勢いが落ちたものの、最終的には9勝10敗、防御率3.19という成績を残し、将来のローテーションの柱として期待された。 ところが、2年目は安定感を欠いた投球が目立ち、今季はバントを試みた際に投球を直接指に受けるという不運な負傷で長期離脱。一軍登板はキャリア最少の16試合に留まり、わずか1勝(2敗)に終わっている。 やはり1年目のセンセーショナルな活躍の印象が強いだけに、ファンの反応を見ても「高木勇人がプロテクトされていないのか」という驚きの声が多い印象。思えばつい先日は阪神が大和の人的補償にルーキーイヤーを終えたばかりという尾仲祐哉を指名。このオフは例年以上にファンを驚かせる
西武来季体制発表 西口氏が2軍投手コーチ、戦力外の星が2軍育成コーチ就任 埼玉西武ライオンズ 2016.10.11 2021.03.29 Twitter Facebook LINEにおくる Bookmark 1軍監督に辻発彦氏、2軍監督に潮崎哲也氏 西武は11日、来季のコーチングスタッフを発表した。辻発彦氏が新監督として指揮を執る西武は2軍投手コーチに西口文也氏、2軍育成コーチに今季戦力外となった星孝典が就任する。 2017年の西武コーチングスタッフは以下の通り。 【1軍】 監督 辻発彦(57) 野手総合コーチ 橋上秀樹(50) 投手コーチ 土肥義弘(40) 投手コーチ 森 慎二(42) バッテリーコーチ 秋元宏作(48) 打撃コーチ 嶋重宣(40) 打撃コーチ 阿部真宏(38) 守備・走塁コーチ(内野) 馬場敏史(51) 守備・走塁コーチ(外野) 佐藤友亮(38) 【2軍】 監督 潮崎哲
一連の野球賭博問題で失墜した信用回復を目指している球界で、またもや不祥事が発覚した。西武は11日、球団営業部門の男性社員(30)が大麻取締法違反(輸入)容疑で4月4日に警視庁に逮捕されたと発表した。すでに起訴され、今月6日に保釈されて自宅待機中という。 この日、チームの遠征先の仙台・コボスタ宮城で会見した居郷肇球団社長は「球界の信頼回復のためにみんなが一生懸命やってくれていた中で起きてしまったことは本当に残念でしようがない。再発防止、さらなる教化をして信頼回復に努めていきたい」と話し、謝罪した。 球団によると、成田空港の税関が米国から送られた同社員宛ての郵便物から見つけた。今後は社内規定に則り処分を下す方針という。 同社員は今年1月に球団職員として入社したばかり。昨年まではNHKニューヨークで大リーグ中継ディレクターとして働いていた。この経験を生かし、2月の宮崎・南郷キャンプでは練習の動画
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西武“屈辱の2年周期”…目の前で胴上げ 拡大 「ソフトバンク5-3西武」(17日、ヤフオクドーム) 西武がまたも“屈辱の2年周期”にはまってしまった。 優勝へのマジックナンバーを1としていたソフトバンクに敗れ、目の前で胴上げを見せられる結果に。これで西武は、最後に優勝した08年以降、09、11、13、15年と、2年おきに目前で優勝を決められる形となってしまった。 09年は日本ハムに、敵地・札幌ドームで延長十二回サヨナラ負け。11年は本拠地の西武ドームでソフトバンクに屈した。13年は、またも本拠地・西武ドームで楽天に敗れ、同球団のリーグ初制覇を見せつけられた。 8月には史上最年少で月間MVPを獲得した先発のドラフト1位ルーキー・高橋光は、4回6安打3失点で無念のKO。「良い状態でマウンドに上がりましたが、ところどころ力みが出て、コントロールを悪くしてしまい打たれてしまいました」と肩を落とした
西武は2日、以下の選手に対し来季の契約を結ばないことを通達した。 小林宏之投手(36) 川崎雄介投手(32) 山崎浩司内野手(33) 美沢将内野手(26) 育成選手のロペス投手(24) また、杉本正2軍投手コーチ(55)とも来季の契約をしないと発表した。
所沢移転以降ワーストの6年連続V逸が確定している西武が今オフ、人事面でも5年連続14人目のFA流出という不名誉記録を継続しそうな雲行きだ。 該当者は8月に国内FA権を取得している炭谷銀仁朗捕手(27)。今季は18日まで出場118試合中111試合でスタメンマスクをかぶってきたが、優勝が完全消滅した7日のソフトバンク戦以降の9試合でスタメン出場は3試合。高卒ながらすでに4本塁打を記録している森(ドラフト1位)と岡田(同6位)の新人2捕手に経験を積ませる球団方針により、出場が制限されている。 炭谷は「首脳陣の方から残り20試合を切ったら新人を優先的に使うから、と言われているので仕方ないです」と理解を示しているが、状況的に“出て行くならどうぞ”と言われているような球団主導の起用法が面白いはずはない。ナインが「ちょっと露骨すぎてかわいそう」と言うように、悔しさを押し殺して森にリードのアドバイスを送る
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早くも借金が2桁に膨らんだ4月下旬。球団幹部は「監督がもう少し采配のレベルを下げて、選手が監督の野球を理解すれば、浮上すると思うんだけど…」と漏らした。 エンドラン、重盗、スクイズ…。走者が出ると動きまくった。コーチから監督に昇格した2002年には意思統一できていたため、問題はなかった。今年は選手が監督の野球を理解しきれず、監督も選手の力量を把握しきれていなかった。 キャンプでは実戦を少なくしたにもかかわらず、サインばかり多かった。ベテランでさえ、サインが出ていない場面で誤って盗塁して失敗した。選手はやがて「何かサインが出るんじゃないか」と萎縮してしまい、結果を出せなくなった。公私に厳しい姿勢を打ち出しただけに、チームが結束するには白星を積み重ねるしかなかったが、真逆の結果になった。 就任1年目の監督が開幕2カ月あまりで辞任という、名門球団にとって大きな汚点となった。「キャンプは調整の場」
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