セネガル人のマラン・ディエディウ主審は日本対ベルギーの死闘で見事なレフェリングを披露した【写真:Getty Images】 【日本 2-3 ベルギー ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】 日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦し2-3で敗れた。 この一戦で主審を担当したのはセネガル人のマラン・ディエディウ氏だった。彼を筆頭にした審判団は極めてフェアなレフェリングを披露し、後半アディショナルタイムの最後の最後までもつれた激闘に花を添えた。 もともと「セネガル人」が「日本代表」の試合の審判を担当することに、疑問の声も上がっていた。というのもセネガル代表と日本代表はグループHで同居し、前者は3位で敗退、後者は2位で決勝トーナメント進出と明暗が分かれていたからである。 さらに言えば、世界中で議論の対象になった日本のグループリーグ第3戦・ポー
2005年、ガンバにとっても自身にとっても初のJ1制覇を成し遂げる。西野監督(手前)が涙を見せたのはこの一度きりだ。(C)J.LEAGUE PHOTOS 画像を見る 日韓共催のワールドカップ開幕を5か月後に控えた2002年1月、ダンディズムの塊のような新指揮官が万博の地を踏んだ。 その第1声を聞き、鳥肌が立ったのをいまでも覚えている。 「なぜこのチームが勝てないのか。それを考えた時に、ぬるま湯に浸かっている意識やムードが一番の原因なのかなと思う。根本的に変えていかないと上には立てない」 ガンバ大阪の新監督に就任した、西野朗氏である。よく見ている、核心を突いていると感心した。 正直、バイオリズムがまったく読めない。そこはストライカー出身だけあって独創的で、頑固で、サッカー哲学にも尋常ではないこだわりがある。下手な質問をすれば「なんだよそれ」とそっぽを向かれてしまう。一方でたまに的を得ると、「
日本サッカーと、ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督。 その双方を知る男は、今回の解任劇に何を思うのだろうか。 日本代表の奥さんが勢ぞろい!サッカー選手の美人すぎる彼女・妻たち【26枚】 日本サッカー協会(JFA)はハリル氏との契約解除を決め、西野朗新監督体制のもとでロシアへ乗り込む決断を下した。ワールドカップまで約2カ月というタイミングでの判断は、ショッキングなニュースとして世界中に伝えられた。田嶋幸三会長が契約解除の理由として明かしたのは「信頼関係の悪化」だったが、ハリル氏が『Goal』クロアチア編集部の取材に対して語ったのは「すべてが金とビジネスによってひっくり返った」という、なおさらショッキングな内容だった。 そんな中、我々は日本サッカーとハリル氏の双方を知る人物から証言を得る機会に恵まれた。2002年に開催された日韓ワールドカップで日本代表を率いたトルシエ氏だ。彼は友人でもあ
PSGのクラブハウスでおよそ30分のインタビューに応じた。広報担当者もイブラヒモビッチがインタビューを受けることに驚いて連絡をしてきたという。 モウリーニョと話したときと似た、ある感覚。 サガン鳥栖の播戸竜二からの質問への答えも印象に残っている。それは「キャリア後は何をするのか」というものだった。 「正直にいって考えていないんだ。というか、プランニングをしないようにしている。これまでは割と計画を練ってきたんだが、何かをプランする度に別の人生になっていった。色んなクラブを渡り歩いてね。だからなるようになるさと運命に任せている。引退後は、もしかしたら監督になるかもしれないが、何とも言えないな」 あっという間に時間は過ぎ去っていった。 ADVERTISEMENT 取材後、昨年10月にロンドンでモウリーニョと話したときと似たものを感じた。 イメージと、実際に対話をした際に感じるギャップ。彼らは、問
日本人選手が選ぶ現代最高のストライカー。 普段はインタビューを受けない男が自身のキャリア、 現代のフォワード論、そして日本について語り尽くす。 パリから連絡が入ったのは、3月の終わりのある午後のことだった。 パリ・サンジェルマンの広報部は、少し驚いたようなトーンでこう伝えてきた。 「イブラが話をしてくれるそうだ! すぐにパリに来てくれ」 一枚のリストを鞄に忍ばせて、空港へ向かった。その紙には、世界中のストライカーたちの名前が書かれてある。一番上にあるのが、ズラタン・イブラヒモビッチの名前だ。 Jリーガーら100人が選ぶ2013-2014シーズンのベストフォワードという本誌企画で、イブラヒモビッチが選ばれた。リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ルイス・スアレスら各国の点取り屋を抑え、日本の選手たちはイブラヒモビッチを最高のフォワードと定義づけたのである。 いま、日本で最も評価される
順位 チーム名 勝点 勝 引 敗 1 Kashima Antlers 34 11 1 4 2 Kashiwa Reysol 30 8 6 1 3 Kyoto Sanga FC 28 8 4 5 4 Urawa Red Diamonds 26 7 5 4 5 Sanfrecce Hiroshima 26 8 2 5 6 Gamba Osaka 23 7 2 7 7 Cerezo Osaka 22 6 4 6 8 Shimizu S-Pulse 22 6 4 6 9 Vissel Kobe 21 6 3 5 10 Machida Zelvia 21 6 3 7 11 Avispa Fukuoka 21 6 3 7 12 Shonan Bellmare 21 6 3 7 13 Tokyo Verdy 20 5 5 6 14 FC Tokyo 19 5 4 6 15 Fagiano Okayama
ムサエフ選手 手元に戻ってきた財布を手に、笑顔を見せるムサエフ選手=27日午後、磐田市のヤマハ大久保グラウンド サッカーJ1ジュビロ磐田のウズベキスタン人MFムサエフ選手(28)の落とした財布が27日、磐田署を通じて3日ぶりに本人の手元に戻った。中身は全て無事。同選手は「日本はなんて安全な国なんだろう。ぜひお礼がしたい」と異国で触れた善意に感動し、匿名で同署に届けた拾い主を探している。 ムサエフ選手は24日正午ごろ、同市高見丘のガソリンスタンドで給油した際、財布を車の上に置いたまま発進し、紛失したという。若干の現金と、在留カードやクレジットカードなどが入っていた。同署などによると、財布は25日、同市富里の富岡駐在所に届いた。当時は駐在員が不在で、拾った場所と時間などが書かれたメモと一緒に置かれていたという。 今年1月に来日したムサエフ選手は「ウズベキスタンだったら、中身を取られたまま捨てら
眼前にいたズラタン・イブラヒモビッチに、痛烈なタックルを見舞った。相手は転倒し、思わず悶絶。吉田麻也はクールにその場を立ち去った。 「ファーストプレーでガツンとファウルされたので、あれは半分やり返しました」 2月26日。聖地ウェンブリーでのイングランド・リーグカップ決勝。吉田が所属するサウサンプトンはマンチェスター・ユナイテッド相手に互角以上の戦いを演じたものの、終了間際のイブラヒモビッチの決勝弾に沈み、2-3で敗れた。惜しくも頂点には立てなかったが、世界トップレベルのストライカーと堂々と渡り合った90分間を、吉田はこう振り返る。 イブラとの対戦は、ネイマールと同じ感覚だった。 ADVERTISEMENT 「ああいう世界的なFWは、どれだけマークについても最後に結果を出してくる。勝負を決める選手だからこそ、その地位にいる。ネイマールと戦った時と、同じ感覚を味わいました。良いプレーをしても、
第一の理由は圧倒的な楽天マネー 「実際のところ年間10億円」 ガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのJ1ヴィッセル神戸移籍が2日正式決定した。トルコ地元紙ではポドルスキ退団の4つの理由に言及。神戸からの800万ユーロ(約10億円)という高年俸に加え、同僚からパスが出なかったという「差別問題」が存在したという。トルコ地元紙「アムクスポル」が「これがルーカス・ポドルスキの真実」と特集している。 ポドルスキは2日に自身のツイッターを更新。日本上陸をトルコ語、英語、日本語で発表した。 「日本と神戸のみなさん、こんにちは。今季終了後、ヴィッセル神戸へ移籍することを決めました。ガラタサライも同意してくれました。新しい挑戦をするための決断です。今度また詳しく話します。いまはガラタサライとそのすばらしいファンのために頑張ります!」 こう決意表明したポドルスキのトルコ名門退団とJリーグ移籍決断
2017/2/17 7:00 岩本義弘 中田英寿が現在、FIFAの評議機関であるIFAB(国際サッカー評議会)のオファーでFootball Advisory Panel (サッカー諮問委員)を務めていることを知る者は少ないだろう。自ら語るように、現役引退後はサッカーを通じた社会貢献に意義を見いだし、協会やクラブによる強化・発展の取り組みとは一線を画してきた。そんな彼が今、サッカーのルールを検討・変更することができる唯一の機関、IFABにどんな思いで参加し、何を感じているのか。そこでの活動を通じて認識を新たにした、日本サッカー発展の課題や可能性と併せて、大いに語ってくれた。 インタビュー=岩本義弘 【第三回】中田英寿がFIFAでやろうとしていること中田英寿が現在、FIFAの評議機関であるIFAB(国際サッカー評議会)のオファーでFootball Advisory Panel (サッカー諮問
元サッカー日本代表MF中田英寿氏(39)が、国際サッカー連盟(FIFA)の諮問機関で競技規則などを決める「国際サッカー評議会(IFAB)」の諮問委員にアジア代表として任命され、既に活動していることが6日、分かった。FIFAからオファーを受けて快諾したもの。また、10日のFIFA理事会で討議される2026年大会(場所は未定)のW杯出場国枠拡大について、中田氏が賛成の立場であることも判明。世界が熱狂するW杯に影響力を及ぼしそうだ。 日本、そしてアジアの代表として、世界のサッカーを“改革”する。中田氏が、FIFAの諮問機関「IFAB」の諮問委員に任命されていたことが明らかになった。 「日本の選手では初めてだと思います。FIFAの新会長が、選手経験者の意見を積極的に取り入れていこうという立場であることから、オファーが届いたようです」 日本協会関係者が説明した。前FIFA会長のゼップ・ブラッタ
ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)が、米国での選手育成に乗り出す。9日、本田がオーナーでもある所属事務所の「ホンダ エスティーロ株式会社」が発表した。 グループ会社の米国法人がロサンゼルスで17年1月1日から新たなチーム「SOLTILO FC Los Angeles」を立ち上げ、12月14日から順次トライアウト(入団テスト)を開催する。 年代別にU-6(6歳以下)からU-14までの計9チームで構成されるクラブチーム。今後、同地の地域リーグに参戦し各カテゴリーで優勝を目指して活動する。 日本で64校を展開する本田のサッカースクールとも連係し、海外交流も図る。さらに、本田が実質オーナーのオーストリア2部SVホルンで米国から欧州進出の道も開かれる。 “米国進出”を果たした本田のコメントは次の通り。 「例えば、ヨーロッパのビッグクラブの監督は、当然ながら練習メニューを毎日作っています。しかし
今季のJリーグはすでにレギュラーシーズンが終わり、残すはJ1チャンピオンシップ(CS)決勝、J2の3位から6位までの4チームが参戦するJ1昇格プレーオフ、そしてJ2・J3入れ替え戦のみとなった。今回は、今季のJ2を6位でフィニッシュし、初の昇格プレーオフの臨むファジアーノ岡山の名物社長、木村正明さんのインタビューをお届けする。 木村さんは1968年生まれで岡山市出身。中学時代からサッカーに熱中する一方で勉学にも勤しみ、東京大学法学部に進学。卒業後はゴールドマン・サックス証券に入社し、35歳で同社のマネージング・ダイレクター(執行役員)に就任する。しかしその3年後、故郷に生まれた「Jリーグを目指すクラブ」ファジアーノ岡山(当時、中国リーグ所属)の存在を知り、ゴールドマン・サックス証券を退社。新たに設立された、株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブの代表取締役に就任する。 そんな木村社長に初め
セルティックに所属するスコットランド代表の19歳DFキーラン・ティアニーが、1888年に創立した欧州屈指の名門でレジェンドの一人として数えられる元日本代表MF中村俊輔(横浜F・マリノス)との出会いを、人生を変えた運命の瞬間と振り返っている。UEFA公式サイトが「キーラン・ティアニー、セルティックでの成長について」と特集している。 英メディア選定「FKキッカー世界トップ5」 “俊輔の左足”がメッシを抜いた! かつてセルティックパークの外で、選手を待ち構えるサポーターの一人だったティアニーには、人生を変える瞬間があったという。 「シュンスケ・ナカムラは日本代表として、僕たちのクラブを代表して参加することになった。僕はU-12か13のチームに居たんだ。ナカムラが一緒に練習するなんて知らなかったんだ。ナカムラがトンネルから出てきたのが見えた。そして、僕たちと練習をしてくれて、パスとポゼッション
7年前に設立 すでに数百万ポンドを研究に投資 アーセナルのマテュー・フラミニが衝撃の告白で世間を驚かせた。無尽蔵のスタミナでピッチを駆けまわり、中盤のダイナモとして活躍する元フランス代表は、家族にも極秘でイタリア北西部の都市カセルタに「GFバイオケミカル」という会社を立ち上げていたことを公表。そこでは石油燃料に代わると期待される有機化合物レブリン酸の研究を進め、同社が世界で初めて大量生産を可能にしたと、英地元紙「サン」が報じている。 31歳のフラミニは、アーセナルからミランへ移籍した2008年、友人とともに「GFバイオケミカル」を設立。7年もの間、誰にも公言しておらず、本人曰く「家族でさえ何も知らなかったこと。両親でも知ったのは1年前。アーセン・ベンゲルも知らないだろうね。彼にも話していない」とのこと。フラミニはレブリン酸の研究に、すでに数百万ポンドという金額を投資。従来のガソリンの代替物
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